特許
J-GLOBAL ID:200903073226004656

X線診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308586
公開番号(公開出願番号):特開平11-146277
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】X線グリッドの格子間隔を縮めることなく、X線グリッドに因るアーチファクトの無いX線透視画像を得る。【解決手段】この発明のX線診断装置は、天板1がファントム載置状態またはブランク状態にある時に撮影した原X線画像を予め濃度ムラ補正用画素データとして記憶しておく濃度ムラデータメモリ27と、被検体Mの原X線画像から濃度ムラ補正用画素データの原X線画像を差し引く画像処理を行う濃度ムラ補正部28とを備え、被検体の原X線画像の各画素データからX線グリッドの信号分が除かれる構成となっているので、散乱X線除去用のX線グリッドの格子間隔を縮めないでも、X線グリッドに因るアーチファクトの無いX線透視画像が得られる。
請求項(抜粋):
天板の上に載置された被検体にX線を照射するX線管と、天板を挟んで前記X線管に対向配置されているとともに被検体のX線透視像を検出してX線検出信号を出力するX線透視像検出器と、X線透視像検出器の前に設置されている散乱X線除去用のX線グリッドと、X線透視像検出器からのX線検出信号に従って原X線画像を記憶する原画像記憶手段と、原X線画像を画像処理して得られるX線透視画像を表示する画像表示手段とを備えたX線診断装置において、天板の上にファントム(均質被検体)が置かれたファントム載置状態および天板の上に何も載置されていないブランク状態のいずれか一方の状態でのX線撮影によって得られるX線透視像検出器からのX線検出信号に従って、X線グリッドによる画像上の線状の濃度ムラに相応する濃度ムラ補正用画素データを原X線画像上の位置と対応付けして記憶する濃度ムラデータ記憶手段と、濃度ムラデータ記憶手段に予め記憶してある濃度ムラ補正用画素データに基づき、天板の上に被検体が載置された状態でのX線撮影によって得られる原X線画像の各画素データに対して、X線グリッドに起因する線状の濃度ムラがX線透視画像から除かれるように補正処理を行う濃度ムラ補正手段とを備えていることを特徴とするX線診断装置。
IPC (4件):
H04N 5/325 ,  A61B 6/00 390 ,  A61B 6/06 330 ,  G06T 1/00
FI (4件):
A61B 6/00 350 S ,  A61B 6/00 390 A ,  A61B 6/06 330 ,  G06F 15/62 390 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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