特許
J-GLOBAL ID:200903073241822705
直交周波数分割多重方式の復調器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127070
公開番号(公開出願番号):特開平10-322305
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 一般に直交周波数分割多重方式で伝送する信号波形はランダム雑音のような波形であり、シンボル間の区切りの判定は難しい。受信機ではシンボルの位置が正確にわからないと隣接シンボルとの符号間干渉が生じ、復調信号の劣化を生じることになる。【解決手段】 本発明の処理方式を用いると周波数オフセットが存在しても安定にシンボル同期が検出でき、良好な信号の復調が行えることになる。初期のシンボル同期の引き込みに関しても高速に実行可能となる。キャリア周波数の再生ではI信号とQ信号の自己相関とI-Q信号の相関係数の演算処理により算出される周波数誤差信号と基準信号から計算される周波数誤差信号をそれぞれ独立して遅延加算し、利得を制御することで、高速なキャリア周波数の再生と引き込みが可能となる。
請求項(抜粋):
互いに直交する複数の搬送波を同時に用いてデータを伝送するデジタル通信方式において、1シンボル期間が有効シンボル期間とガード期間より構成される信号形式を用いて伝送される方式において、その受信信号より希望の周波数を選局する選局手段とその選局された直交変調波より同相信号及び直交信号を復調する直交復調手段を備え、得られたデジタル信号を離散フーリエ変換によりデータを変換するフーリエ変換部を備え、前記同相信号及び直交信号を前記有効シンボル期間時間だけ遅延させる有効シンボル遅延器と前記有効シンボル遅延器により遅延された信号と元の信号のそれぞれの乗算を行う第1乗算器を備え、前記乗算器の出力をガード期間に応じた時間だけ加算する可変サンプル遅延加算器と前記可変サンプル遅延加算器の出力を係数発生器からの信号と乗算する第2乗算器を備え、前記乗算器の出力を所定の時間だけ加算し利得を制御する可変シンボル遅延加算器を備え、前記可変シンボル遅延加算器の信号より有効シンボルのタイミングを生成する波形整形回路を備え、前期波形整形回路の出力信号を元に前記離散フーリエ変換を行うことを特徴とする直交周波数分割多重方式の復調器。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 11/00 Z
, H04L 27/00 G
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