特許
J-GLOBAL ID:200903073242212595

タイヤ補強用スチ-ルコ-ド

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-090387
公開番号(公開出願番号):特開2000-280708
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 内部へのゴム浸入性がよく、タイヤ回転方向の剛性を低くしながらタイヤ回転方向と直交する方向の剛性を高めることができ、圧縮および曲げに対する疲労性が良好で、しかも製造及び取扱作業性の優れたスチ-ルコ-ドを提供する。【解決手段】 略スパイラル状の小さなくせを有する1本のコア素線2と、コア素線2より線径が小さい4本の側素線3とから構成され、側素線3の径d1 mmが0.15〜0.22mmで、コア素線2の径d2 mmが、側素線径d1 の1.1〜2.0倍である。但し、コア素線2の径d2 mmは0.22mm以上である。そしてスチールコード1の短径Tmmとコア素線2に施したくせの短径方向のくせ外径Dmmとは、T-D=0.03〜0.30である。また、コア素線2に施すくせピッチP1 mmは撚りピッチPmmの0.1〜0.5倍で、このくせのピッチ間隔で、コア素線2が長径軸を挟む両側に位置する側素線3の間に出現する。さらに、偏平率(T/W)は、38〜60%である。
請求項(抜粋):
4本〜13本の素線を、1本をコア素線、残りの素線を側素線とし、同一方向に撚りピッチPで一度に撚り合わせたスチ-ルコ-ドであって、その横断面が長手方向に略同一向きで略楕円形状(長径W、短径T)であるタイヤ補強用スチ-ルコ-ドにおいて、側素線径d1 が0.15〜0.22mm、コア素線径d2 が、1.1d1 〜2.0d1 mm(但し、d2 ≧0.22mm)あり、かつコア素線が下記式(1)(2)を満足するくせピッチP1 とコ-ド短径方向のくせ外径Dの略スパイラル状のくせを有し、また前記コア素線が前記略楕円の長径軸を挟む両側に位置する側素線の間に略ピッチP1 間隔で出現し、しかも前記略楕円形状の偏平率(T/Wの百分比)が38%〜60%であることを特徴とするタイヤ補強用スチ-ルコ-ド。 P1 =0.1P〜0.5P ・・(1) T-D=0.03〜0.30 ・・(2)P1 :くせピッチ(mm)P :撚りピッチ(mm)T :コ-ド短径(mm)D:コ-ド短径方向のコア素線のくせ外径(mm)
IPC (2件):
B60C 9/00 ,  D07B 1/06
FI (2件):
B60C 9/00 M ,  D07B 1/06 A
Fターム (9件):
3B153AA10 ,  3B153AA33 ,  3B153AA43 ,  3B153BB13 ,  3B153BB20 ,  3B153CC52 ,  3B153FF16 ,  3B153GG05 ,  3B153GG40

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