特許
J-GLOBAL ID:200903073242542986

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037475
公開番号(公開出願番号):特開平5-231748
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 低温時の暖房立上りを速くすると共に、低温時の車両駆動用エンジンの温度上昇(冷却水の温度上昇)の立上りも速くする。【構成】 車両駆動用エンジン1の冷却水で加熱される温水ヒータ8に加え、ヒートポンプ10を設け、このヒートポンプ10の冷媒循環回路11に排熱回収用熱交換器17と冷却水熱回収用熱交換器9とを設ける。そして、低温時の暖房立上りの際には、車両駆動用エンジン1の冷却水の循環回路2を、放熱量の多い温水ヒータ8側から冷却水熱回収用熱交換器9側へ切り換えて、冷却水の放熱を少なくしながら、その放熱を冷媒に回収させると共に、ヒートポンプ10を駆動する空調用エンジン24の負荷を排気絞り装置31により一時的に高めて、空調用エンジン24の排熱温度を高め、その排熱を排熱回収用熱交換器17により冷媒に回収させる。
請求項(抜粋):
車両駆動用エンジンを冷却する冷却水循環回路に設けられ冷却水の放熱により車内を暖房するための温水ヒータと、コンプレッサにより冷媒を循環させることにより、その冷媒循環回路中の車内側熱交換器から放熱させて車内を暖房するヒートポンプと、前記コンプレッサを駆動する空調用エンジンと、この空調用エンジンの排熱を前記冷媒に回収させる排熱回収用熱交換器と、前記車両駆動用エンジンの冷却水の放熱を前記冷媒に回収させる冷却水熱回収用熱交換器と、前記車両駆動用エンジンの冷却水の循環経路を前記温水ヒータ側と前記冷却水熱回収用熱交換器側とに選択的に切り換える弁と、前記空調用エンジンの負荷を高めてその排熱温度を上昇させる排熱温度上昇手段と、低温時の暖房立上りの際には、前記車両駆動用エンジンの冷却水の循環経路を前記弁により前記温水ヒータ側から前記冷却水熱回収用熱交換器側へ切り換えた状態にすると共に、前記排熱温度上昇手段を作動させて前記空調用エンジンの負荷を一時的に高めるように制御する空調制御手段とを備えていることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (4件):
F25B 27/02 ,  B60H 1/08 ,  B60H 1/22 ,  F25B 27/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-125429
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-125429

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