特許
J-GLOBAL ID:200903073243069320

貫流式ファン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016959
公開番号(公開出願番号):特開平10-213093
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 貫流式ファンにおいて軸受け部5とファン1とを連結するかしめ部分におけるガタツキを抑え、このガタツキによる異音を防止する。【解決手段】 回転軸2を摺動可能に支持する円筒形状の軸受け部5の外周には、ファン1作動時の振動を吸収する防振ゴム6が設けられ、この防振ゴム6外周に形成された溝には金属製のプレート7が弾性的に狭着されている。ファン1の樹脂製側板8にはかしめ用のリベット9が突出成形され、プレート7にはリベット9が挿入されるかしめ穴が形成されている。プレート7と側板8とはゴム製の弾性部材10を介在して熱かしめによって固定されている。
請求項(抜粋):
横長形状を有し、モータ(3)よって駆動され気体が多翼形の羽根車(4)を回転軸(2)に直角な断面内で通り抜ける貫流式ファン(1)において、前記ファン(1)は、このファン(1)の側面を形成する樹脂製の側板(8)と、前記側板(8)に取り付けられ前記回転軸(2)を摺動可能に支持する略円筒形の軸受け部(5)と、前記軸受け部(5)の外周に設けられ弾性により振動を吸収する防振部(6)と、前記防振部(6)に結合された連結板(7)と、前記連結板(7)と前記側板(8)との間に介在する弾性部材(10)とを有し、前記連結板(7)と前記側板(8)とは、前記弾性部材(10)を介在してかしめ固定されていることを特徴とする貫流式ファン。

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