特許
J-GLOBAL ID:200903073262529722

シリンダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273706
公開番号(公開出願番号):特開平6-101734
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 ピストンロッドの加速度変化等でスプリングがばね受けから外れるのを防止し、スプリングによりピストンロッドの外周面が損傷されたり、異音を発生したりする等の問題を解消する。【構成】 スプリング12とリテーナ14との間に位置してピストンロッド9の外周側にストッパリング21を固着して設け、ストッパリング21上にはピストンロッド9の外周側に所定の締代(抵抗力)をもって嵌合し、スプリング12の下端側を掛止め状態で保持したばね受けとしてのスプリングガイド22を設ける。そして、常時はスプリングガイド22をストッパリング21上に当接させ、スプリングガイド22,23間でスプリング12の両端側をピストンロッド9の径方向に位置決めし、スプリング12の下端側がスプリングガイド22から外れるような前記抵抗力を越える外力が働いたときには、スプリングガイド22をスプリング12と共にピストンロッド9の外周側を相対的に摺動変位させる。
請求項(抜粋):
一端側が閉塞され、他端側にロッドガイドが設けられたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、該シリンダ内を2室に画成したピストンと、一端側が該ピストンに固着され、他端側が前記ロッドガイドを介してシリンダ外に突出したピストンロッドと、前記ピストンとロッドガイドとの間で該ピストンロッドの外周側に挿通して設けられ、該ピストンロッドがシリンダ外に大きく伸長するときに、前記ロッドガイドとピストンとの間で圧縮変形される衝撃緩和用のスプリングと、該スプリングの両端側を前記ピストンロッドの径方向に位置決めすべく、前記ピストンロッドの外周側に挿通して該スプリングの両端側にそれぞれ取付けられた第1、第2のばね受けとからなるシリンダ装置において、前記各ばね受けのうち、前記ロッドガイド側に位置する第1のばね受けは前記ピストンロッドの外周側に相対変位可能に設け、前記ピストン側に位置する第2のばね受けは前記ピストンロッドに所定の抵抗力をもって位置決めされ、前記スプリングに前記シリンダの他端側方向へ前記抵抗力を越える外力が作用したときに、該スプリングと共に前記ピストンロッドの外周側を相対変位する構成としたことを特徴とするシリンダ装置。

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