特許
J-GLOBAL ID:200903073267006787

抗菌性シロキサン第四級アンモニウム塩

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501797
公開番号(公開出願番号):特表平8-511520
出願日: 1994年05月17日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】一般的な2つの分類、(1)不完全な第四級アンモニウム塩と約600から約1,700までの分子量を有するトリシロキサンと、(2)約3.0までの多分散系と約800から約2,000の重量平均分子量を有し、その中で主要なシロキサン部分が第四級アンモニウム塩基によってそれぞれの端部で終結されるABA-型シロキサンと、のどちらであってもよい抗菌性シロキサン第四級アンモニウム塩を提供する。一般に、陰イオンは、その塩の熱安定に不利に作用しないような、どんなイオンであってもよい。シロキサン第四級アンモニウム塩が、抗菌特性を保持し、抗菌特性を示す繊維や不織布、又は他の成型用品を形成するように溶融押し出しされることができる熱可塑性合成物に含まれることを意味する。
請求項(抜粋):
一般式A、ここで、(1)R1-R7のそれぞれが、一価のC1-C4アルキル、フェニル、フェニル置換C1-C4アルキル基からなる群から独立に選択されるものであり、この場合、フェニルのそれぞれは置換型又は非置換型であり、(2)R8とR9のそれぞれが約30個までの炭素原子を有する一価の基であり、R8とR9の両方がヒドロキシではあり得ないことを除いては、(a)水素、(b)ヒドロキシ、(c)一価のアルキル、シクロアルキル、アリール族、複素環式の基とその化合物からなる群から独立に選択されるものであるか、或いはそれらが付着された炭素原子との組合わせで考える場合には、R8とR9はカルボニル基を表し、(3)R10とR11のそれぞれが、独立に選択された一価のC1-C4アルキル基であり、(4)aが、1から約5までの整数を表し、(5)bが、1から約5までの整数を表し、(6)Zが、(a)約8個から約30個の炭素原子を有し、窒素原子に共有して付着した一つの連鎖の中に少なくとも約8個の炭素原子当量を備え、(b)アルキル、シクロアルキル、アリール族、複素環式の基とその化合物からなる群から選択される一価の基であり、(7)Y1が陰イオンであり、(8)前記シロキサン第四級アンモニウム塩が、約600から約1,700の分子量を有するものであり、一般式Bここで、(1)R20-R23のそれぞれが、一価のC1-C4アルキル、フェニル、フェニル置換C1-C4アルキル基からなる群から独立に選択されたものであり、この場合、フェニルのそれぞれは置換型又は非置換型であり、(2)nが、1から約19までの整数を表し、(3)Q1とQ2のそれぞれが、下記一般式を有し、独立に選択された第四級アンモニウム基を表し、 ここで、 (a)R24が、約8個から約30個の炭素原子を有する一価のアルキル基であり、窒素原子に共有して付着した一つの連鎖の中に少なくとも約8個の炭素原子当量を備え、 (b)R25とR26が、独立に一価のC1-C4アルキル基から選択され、 (c)R27とR28のそれぞれが、約30個までの炭素原子を有する一価の基であり、(i)水素、(ii)一価のアルキル、シクロアルキル、アリール族、複素環式の基とその化合物からなる群から独立に選択されるものであるか、或いはそれらが付着された炭素原子との組合わせで考える場合には、R27とR28はカルボニル基を表し、 (d)cが、2から約20までの整数を表し、 (e)dが、2から約20までの整数を表すものであり、(4)Y2が陰イオンであり、(5)前記シロキサン第四級アンモニウム塩が、約3.0までの多分散系と約800から約2,000の重量平均分子量とを有するものである、を有することを特徴とするシロキサン第四級アンモニウム塩。
IPC (6件):
C07F 7/18 ,  A01N 55/00 ,  C08G 77/14 NUG ,  C08G 77/38 NUF ,  D04H 1/42 ,  D01D 11/06
FI (6件):
C07F 7/18 L ,  A01N 55/00 C ,  C08G 77/14 NUG ,  C08G 77/38 NUF ,  D04H 1/42 Z ,  D01D 11/06

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