特許
J-GLOBAL ID:200903073267935729

ブロック共重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-025993
公開番号(公開出願番号):特開2000-226491
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 医薬・医療用シール性ゴム物品の材料に要求されるような優れた諸特性を具備し、かつ良好な成形加工性をも兼ね備えた高分子材料を提供する。【解決手段】 (1)芳香族ビニル化合物系重合体ブロックとイソブチレン系重合体ブロックとからなり、GPCでの最大ピーク分子量が50000以上かつ200000以下のブロック共重合体(I)、および、芳香族ビニル化合物系重合体ブロックとイソブチレン系重合体ブロックとからなり、GPCでの最大ピーク分子量が10000以上かつ50000未満のブロック共重合体(II)を混合して得られるブロック共重合体組成物であって、(2)(I)/(II)の重量比が10/90〜90/10であり、(3)該組成物のGPCにおいて(I)および(II)の溶出開始から溶出終了に至るまでの全所要時間(t)、(I)のGPCの最大ピークにおける溶出時間(i)および(II)のGPCの最大ピークにおける溶出時間(ii)が、式〔(ii)-(i)〕/(t)≧0.05で示される条件を満足するブロック共重合体組成物。
請求項(抜粋):
(1)芳香族ビニル化合物系重合体ブロックとイソブチレン系重合体ブロックとからなり、ゲルパーミエーションクロマトグラフにおいて最大ピークを示す分子量が50000以上かつ200000以下の範囲内であるブロック共重合体(I)の少なくとも1種類、および、芳香族ビニル化合物系重合体ブロックとイソブチレン系重合体ブロックとからなり、ゲルパーミエーションクロマトグラフにおいて最大ピークを示す分子量が10000以上かつ50000未満の範囲内であるブロック共重合体(II)の少なくとも1種類を混合して得られるブロック共重合体組成物であって、(2)上記ブロック共重合体(I)の全含有量と上記ブロック共重合体(II)の全含有量の比が、(I)/(II)の重量比において10/90〜90/10の範囲内であり、かつ(3)該組成物のゲルパーミエーションクロマトグラフにおいて、上記ブロック共重合体(I)および上記ブロック共重合体(II)の溶出開始から溶出終了に至るまでの全所要時間(t)と、上記ブロック共重合体(I)のうち最大ピークを示す分子量が最も低いブロック共重合体における最大ピークの溶出時間(i)と上記ブロック共重合体(II)のうち最大ピークを示す分子量が最も高いブロック共重合体における最大ピークの溶出時間(ii)との差が、式【数1】〔(ii)-(i)〕/(t)≧0.05で示される条件を満足するブロック共重合体組成物。
IPC (3件):
C08L 53/02 ,  C08J 5/00 CEQ ,  C08J 5/00 CET
FI (3件):
C08L 53/02 ,  C08J 5/00 CEQ ,  C08J 5/00 CET
Fターム (12件):
4F071AA12X ,  4F071AA22X ,  4F071AA75 ,  4F071AF01 ,  4F071BA01 ,  4F071BB03 ,  4F071BB05 ,  4F071BC01 ,  4F071BC17 ,  4J002BP01W ,  4J002BP01X ,  4J002FD010
引用特許:
審査官引用 (8件)
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