特許
J-GLOBAL ID:200903073269122466

トリポード型等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-062887
公開番号(公開出願番号):特開平9-291944
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【目的】 ローラ9aを構成する内側ローラ12aの回転を円滑に行なわせて、NVH性能の向上を図る。【構成】 上記内側ローラ12aの外端面を突き当てる抑え環16aとトラニオン8の先端部外周面との間に、アンギュラ型の玉軸受を設ける。上記内側ローラ12aに、トラニオン8の先端に向いたスラスト荷重が加わっても、この内側ローラ12aが軽い力で回転する。従って、ハウジング3とトリポード5との変位を円滑に行なわせて、NVH性能の向上を図れる。
請求項(抜粋):
第一の回転軸の端部に固定される、軸方向一端側が開口した中空筒状のハウジングと、このハウジングの内周面に円周方向に亙り等間隔に形成された3個の凹部と、これら各凹部の内面に上記ハウジングの軸方向に亙って、各凹部毎に1対ずつ形成されたガイド面と、第二の回転軸の端部に固定されるトリポードと、このトリポードの外周面に円周方向に亙り等間隔に固設されて、それぞれが上記各凹部内に進入する3本のトラニオンと、これら各トラニオンの外周面に、それぞれラジアルニードル軸受を介して回転自在に支持された内側ローラと、この内側ローラの周囲に、この内側ローラに対する揺動を自在として支持された外側ローラとを備えたトリポード型等速ジョイントに於いて、上記各トラニオンの先端部で上記各内側ローラの外端面から突出した部分に全周に亙って形成された内輪軌道と、上記各トラニオンの中間部先端寄り部分でこの内輪軌道と上記内側ローラの外端面との間部分に緩く外嵌された抑え環と、この抑え環の片面で上記内輪軌道と対向する部分に全周に亙って形成された外輪軌道と、この外輪軌道と上記内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の玉とを備えた事を特徴とするトリポード型等速ジョイント。

前のページに戻る