特許
J-GLOBAL ID:200903073270010299

トリガー式液体噴出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-196683
公開番号(公開出願番号):特開2000-005652
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 トリガー式液体噴出器のトリガーの安全装置として、そのトリガーを屈伸自在に変形できるよう設けた。【解決手段】 トリガー11を上部材11a と下部材11b とで形成して、下部材下半を前壁17の両側から側壁18,18を後方突出する横断面コ字形状の指当て部19とし、かつ側壁18,18を上方延長して形成した延長板部20,20を上部材11a の左右外側面へ嵌合すると共に指当て部の上部内面へ上部材下部を嵌合させて、延長板部と上部材11a とを枢着し、上部材に対して指当て部19を上前方へ回動させて屈折可能に、又後方に対しては、上部材と下部材とが共に揺動可能に形成した。
請求項(抜粋):
容器体口頸部へ嵌合させる装着筒内から起立する主筒前面からシリンダを、かつ主筒上端から射出筒を、それぞれ前方突出し、又射出筒前部に枢着させて垂設したトリガーの上方後面部に、上記シリンダ内へ嵌合させたプランジャ前端部を連結し、かつトリガーを前方付勢させ、トリガーの揺動で容器体内液体をシリンダ内へ吸込み、かつ該シリンダ内液体を射出筒前端から噴出可能に設けたトリガー式液体噴出器において、上記トリガー11を、プランジャ前端部との連結部を有する上部材11a と、上記連結部よりも下方部分で形成する下部材11b とで、該下部材は、前壁17の左右両側から側壁18,18を後方突出する、横断面コ字形をなす指当て部19上端から左右側壁を上方延長させて形成し、上記延長部分が形成する延長板部20,20を上部材11a の左右外面へ嵌合させると共に上部材の下端部を指当て部の上部内へ垂下させた状態で、延長板部20,20と上部材11a とを枢着させて、上前方へ対しては、トリガーが屈折して上部材に対して指当て部19が、又後方に対しては、下部材一部が上部材を一部を押圧することで下部材と上部材とが共に回動可能に形成し、更に延長板部20の下部内面後部には、上部材に対する指当て部上前方への回動の際、上部材下部の左右側面を強制乗超えして上部材下部前面の左右両側へ係合して、トリガーの屈折状態を保持する係合子23,23を付設したことを特徴とするトリガー式液体噴出器。

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