特許
J-GLOBAL ID:200903073275332855

携帯型緊急通報装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-240424
公開番号(公開出願番号):特開平9-062947
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 操作前・操作後の両方の状態で防水機能を有し、操作することにより紐が装置から外れることなく容易に元の状態に復帰させられる紐スイッチを有する携帯型緊急通報装置を提供する。【解決手段】 回転する部材と直動する部材をカム構造で連動させ、1つの穴を通る突起物の直線運動で電気的接点を開閉するようにしたため防水構造が容易になり、操作前・操作後の両方の状態で外部からの水の進入を遮断できる。また、紐を引っ張る動作を部材の回転運動に変換することにより、紐が装置から外れることなく、容易に元の状態に復帰させられる。
請求項(抜粋):
紐を用いて、首もしくはベルトに掛けて、常に身につけておけるようにした、携帯型緊急通報装置であって、その紐もしくは本体を引くことによって、連動するスイッチがオンし、この装置のもつ機能が動作する携帯型緊急通報装置において、この装置内部をケースの合わせ目に耐水弾性シールで防水処理された空間と防水処理されていない空間とに分離し、前記防水処理された空間と防水処理されていない空間との間の壁に両空間をつなぐ穴を設け、前記防水処理された空間内に1対の接点を構成する導体からなるスイッチを含む全ての電気部品を実装し、前記防水処理されていない空間内に、一端がケースに固定され、他の一端に前記穴を通して前記スイッチの第1の接点に密着する突起部を有する前記スイッチ操作用の可撓性の板状部材を設け、一端が回転の支点としてケースに固定され、この支点の近傍に前記板状部材の突起部側の背面に密着するカム状の押圧部を有し、他の一端がケースの内側に保持されるように組み込まれた逆V字状の携帯用の紐固定用部材を設け、前記板状部材の突起部に密着させて嵌合し、一端を前記穴の防水処理されていない空間側の壁に固着すると共に、他の一端を前記板状部材に固着した、弾性範囲が前記突起部のストロークを越える防水用の耐水弾性シールを設け、前記紐を引くことにより、前記紐固定用部材が支点を軸として回転され、前記カム状の押圧部が前記板状部材を押さえつけて前記突起部を略直線運動させ、前記第1の接点を第2の接点に押圧して前記スイッチをオンさせ、前記紐固定用部材を初期位置に押し戻すことにより、前記紐固定用部材が支点を軸に回転され、前記カム状の押圧部による前記板状部材への押圧が解除され、前記穴の防水用の耐水弾性シールの弾性により第1の接点が元の位置に戻されることによって第1の接点と第2の接点とを引き離し、前記スイッチをオフさせる紐スイッチを有することを特徴とする携帯型緊急通報装置。
IPC (3件):
G08B 5/00 ,  H01H 17/04 ,  H04B 1/034
FI (3件):
G08B 5/00 S ,  H01H 17/04 A ,  H04B 1/034 L

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