特許
J-GLOBAL ID:200903073281590262

超電導マグネット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098878
公開番号(公開出願番号):特開平9-289112
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、超電導線材自体の補強を行い、従来必要であった補強材を不要な構造として超電導マグネットの構造の簡略化と小型化をなすとともに、巻枠に巻き付けた超電導線材の引出部において電磁力の影響を受けないようにした超電導マグネットの提供を目的とする。【解決手段】 本発明は、巻胴21と鍔板22とを具備する巻枠23に超電導線材25が巻き付けられてなる超電導マグネットにおいて、超電導線材25が、金属マトリックス35の内部に超電導フィラメント34を配して構成された超電導導体部35とその外部に複合された補強部32とを具備して構成され、巻枠23に巻き付けられた超電導線材25の端末部25aが、鍔板22を貫通して鍔板の外部に引き出され、巻枠23の鍔板22の外周縁部に、超電導線材25の鍔板外部への引出部の手前部分25bを覆う補強板27が、前記手前部分25bとの間に間隙をあけて取り付けられてなるものである。
請求項(抜粋):
巻胴と鍔板とを具備する巻枠に超電導線材が巻き付けられてなる超電導マグネットにおいて、超電導線材が、金属マトリックスの内部に超電導フィラメントを配して構成された超電導導体部とその外部に複合された補強部とを具備して構成されるとともに、巻枠に巻き付けられた超電導線材の端末部が鍔板の外周部に形成された導出部を介して鍔板の外部に引き出され、巻枠の鍔板の外周縁部に、超電導線材の鍔板外部への引出部の手前部分を覆う補強板が、超電導線材の引出部の手前部分との間に間隙をあけて取り付けられてなることを特徴とする超電導マグネット。

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