特許
J-GLOBAL ID:200903073281865709

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310932
公開番号(公開出願番号):特開平10-153362
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 冷媒との相溶性が悪い冷凍機油は、温度が低くなる蒸発器1において冷媒とは特に分離しやすくなる。この分離した冷凍機油は、冷媒配管13、及びこの冷媒配管の途中に設けられたアキュームレータ3を通って圧縮機5へ戻らなければならない。この戻りが効率良く行われるようにする。【解決手段】 一時的に電磁弁17、23を閉じ電磁弁19、21を開き、凝縮器7から蒸発器1へ向かう冷媒の全量を、一時的にアキュームレータ3へ送り、アキュームレータ内部で二層に分離している冷媒と冷凍機油を掻き混ぜ、この送り込まれた冷媒の高圧を利用して圧縮機5へ勢い良く送る。また、蒸発器1の上方に圧縮機5が位置する配置の冷凍装置においても、蒸発器1から圧縮機5に至る冷媒配管13に溝付管26を用いることで、表面張力によって冷凍機油が戻りやすくする。
請求項(抜粋):
蒸発器で蒸発した冷媒ガスを、アキュームレータを経て送った圧縮機で圧縮して高温高圧の冷媒ガスとし、凝縮器で周囲の空気と熱交換して凝縮した冷媒をキャピラリチューブを介して再び前記蒸発器へ戻す冷媒流路を備え、冷媒と圧縮機の潤滑のための冷凍機油が混在している冷凍装置において、圧縮機からキャピラリチューブに至る冷媒流路から冷媒をアキュームレータへ送るバイパス管と、圧縮機からキャピラリチューブへ向かう冷媒の全量を一時的にアキュームレータへ送る弁装置とを設けたことを特徴とする冷凍装置。

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