特許
J-GLOBAL ID:200903073285340511

消波セル構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328488
公開番号(公開出願番号):特開平10-168851
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【目的】 施工時や完成時における良好な安定性を損なうことなく、優れた消波性能を有する消波セル構造物を提供する。【構成】 鋼製セル1を所定間隔で配置し、セル1本体相互間を陸側アーク部材2および海側アーク部材3で連結する。隣接する海側アーク部材3とセル1本体相互間を、上部にスリット5を有する前面アーク部材4で連結する。セル1本体部および陸側アーク部材2と海側アーク部材3とで囲まれた空間には、天端付近まで砂等の中詰材7を充填し、その上に蓋コンクリート9を設ける。さらに、海側アーク部材3と前面アーク部材4およびセル1本体に囲まれた空間には、下部に中詰材を充填し、その上面に底版コンクリートを設ける。底版コンクリートの天端レベルは概ねスリット5の下端レベルと一致しており、前面アーク部材4の上部のスリット5の背後に遊水室6を形成する。
請求項(抜粋):
筒状の鋼製セルと、前記セル間を連結し陸側と海側にそれぞれ位置する一対の鋼製アーク部材と、前記セルおよびアーク部材内の中詰材とからなるセル壁体において、隣り合うセルと海側アーク部材とをさらに海側に位置する前面アーク部材で連結し、前記前面アーク部材に複数のスリットを設け、前記セル壁体と前面アーク部材との間に遊水室を形成したことを特徴とする消波セル構造物。
IPC (2件):
E02B 3/06 301 ,  E02D 5/04
FI (2件):
E02B 3/06 301 ,  E02D 5/04

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