特許
J-GLOBAL ID:200903073289889232

緊急停止時の熱分解ガス処理方法、および廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-246399
公開番号(公開出願番号):特開平10-089661
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 緊急停止後も排出される熱分解ガスを、燃焼させることなく安全に処理し、生ガスのままの外部放出を防止する熱分解ガス処理方法を提供する。【解決手段】 熱分解反応器30からの約450°Cの熱分解ガス31を、冷却水32を循環させている分離槽33内に導入し、冷却水32中を通してタールやばい塵などの不純物質を水溶させ、これらの物質が除去されかつ冷却水により100°C以下に冷却した排出ガス34を、次に活性炭槽35を通して脱臭処理し、次いで、吸引ファン37により排気口39から放出する。これにより、熱分解ガスのいわゆる生ガスを、無害化し、冷却し、悪臭を脱臭処理して取り扱いの容易な煙道ガスにでき、燃焼溶融炉等が緊急停止したときでも、吸引ファンを駆動できる程度の非常電源だけでよく、また、生ガスを燃焼するための助燃料や複雑な燃焼装置も不要であり、単純な構成によって、安全確実に処理できる。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性成分からなる熱分解残渣とを生成し、前記熱分解ガスを燃焼溶融炉で燃焼させて燃焼排ガスを生成し、前記燃焼排ガスを排ガス処理装置を介して排出する廃棄物処理装置の緊急停止時の熱分解ガス処理方法において、前記燃焼溶融炉の運転を緊急に停止したとき、前記熱分解ガスを冷却水に通して冷却するとともに、前記冷却水によってタールやばい塵などの不純物質を分離除去することを特徴とする緊急停止時の熱分解ガス処理方法。
IPC (6件):
F23J 15/02 ZAB ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 ,  F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/16 ZAB ,  F23J 15/00 ZAB
FI (6件):
F23J 15/00 ZAB C ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 Z ,  F23G 5/027 ZAB Z ,  F23G 5/16 ZAB E ,  F23J 15/00 ZAB J

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