特許
J-GLOBAL ID:200903073291335902

エレベータのガバナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-333428
公開番号(公開出願番号):特開平10-167607
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】製作や組立を容易に行うことができるエレベータのガバナを得ること。【解決手段】ガイドレール10の下部にレールクリップ12で取付板13Aを固定する。この取付板13Aの先端に軸13aを介して爪車6を設ける。軸13aには、レバー5の基端を固定し、このレバー5の先端は、下部張り車2Bの軸2bに挿入する。取付板13Aの先端の下部には、爪7の基端を軸を介して揺動自在に設け、この爪7の先端を爪車6の爪に噛み合わせる。かご1の下降速度が上限値を超えて下部張り車2Bのロープキャッチが作動し、下部張り車2Bが上方に持ち上げられる状態になると、爪車6に先端が噛み合った爪7で防ぐ。
請求項(抜粋):
昇降路の上部に設けられた上部張り車に上端が巻装され中間部が前記昇降路を昇降するかごに繋止された無端状のガバナロープと、前記昇降路の下部に設けられ前記ガバナロープの下端が巻装されこのガバナロープの過速で動作する過速動作部が組み込まれた下部張り車と、前記過速動作部に片側が連結されこの過速動作部で駆動されて前記ガバナロープを前記下部張り車に押圧するロープキャッチと、前記下部張り車の軸部に片側が連結され前記昇降路の下部の固定部に設けられた爪車の軸部に他側が固定されたレバーと、前記爪車の外周に先端が係合し前記ロープキャッチの作動による前記下部張り車の上動に伴う前記レバーと前記爪車の揺動を阻止する爪とを備えたエレベータのガバナ。

前のページに戻る