特許
J-GLOBAL ID:200903073312085634

コード多重通信方式における増幅部利得補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172628
公開番号(公開出願番号):特開平11-027233
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 増幅部の温度変化や経年変化による利得変動の補償を可能にすることである。【解決手段】 拡散後の量子化された振幅データ2と送信平均値情報3を出力する拡散合成部4と、アナログのベースバンド信号5を出力するD/A変換部6と、変調信号9を出力する変調部10と、制御信号11により減衰量の制御を行い変調信号9のレベル制御を行う可変ATT部12と、電力増幅を行う増幅部13と、増幅部13の出力を送信出力14と検波部15への出力に分配するHYB16と、HYB16の出力の検波し検波出力17を出力する検波部15と、検波出力17を量子化した送信電力データ18に変換するA/D変換部19と、送信平均値情報3との比較を行いその差分を補正するためのデータを出力し可変ATT部12の制御を行う制御信号11の生成を行う比較制御部20とから構成される。
請求項(抜粋):
拡散コードと送信データを直接乗算し周波数軸上に情報を拡散して複数のチャネルを同一周波数帯域に多重して通信を行うコード多重分割方式において、複数の送信データを入力とし互いに異なる拡散コードを前記送信データに乗算し前記送信データの拡散を行い拡散データを生成してかつ前記拡散データをベースバンドにおける変調データに変換した後に各チャネル毎の前記変調データを加算することで多重を行い多重信号を生成し量子化された振幅データの生成と前記振幅データを任意の時間累積し送信平均値情報を求める拡散合成部と、前記拡散合成部より出力される前記振幅データを入力として前記振幅データをアナログのベースバンド信号に変換するD/A変換部と、ローカル発振部と変調器から構成され前記ベースバンド信号を第一の入力とし前記ローカル発振部にて生成する搬送波を第二の入力として変調を行い変調信号を出力する変調部と、前記変調信号を入力として後述する制御信号により減衰量の制御を行い送信出力の電力レベルの制御を行う可変ATT部と、前記可変ATT部にて送信電力レベル制御された前記変調信号を入力として電力増幅を行う増幅部と、前記増幅部の出力を二分配し一方を送信出力として出力しもう一方を検波部に出力するHYB(分配器)と、前記HYBの出力の検波を行い電圧情報である検波出力を出力する検波部と、前記検波出力を量子化しディジタルの送信電力データに変換するA/D変換部と、前記拡散合成部より出力される前記送信平均値情報を第一の入力とし前記A/D変換部より出力される前記送信電力データを第二の入力として前記送信電力データを任意の時間累積し前記送信平均値情報との比較を行いその差分を補正するためのデータを求めて前記可変ATT部の制御を行う前記制御信号を出力する比較制御部とより構成させることを特徴とするコード多重通信方式における増幅部利得補償装置。

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