特許
J-GLOBAL ID:200903073312193526

ばら物運搬船

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋本 克彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090153
公開番号(公開出願番号):特開平10-264883
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 積載能力を大きくできる保守、点検、修理などが容易な自動荷役設備を具えさせる。【解決手段】 下部が起伏するバケットコンベヤ15を有する掻出し手段Aをハッチ4の上方で移動させて船艙2のばら物を掻出し、これを船艙2の側方に配置した縦送用コンベヤ27,扛送用コンベヤ29からなる船内コンベヤ手段Bにより上甲板5の上方へ送り、これより船外コンベヤ手段Cにより埠頭の所定個所に陸揚げする。船艙2を平底として積載能力を大きくでき、また船艙側方や上甲板上方に配置したため保守、点検、修理などが容易となる。
請求項(抜粋):
上甲板にハッチを有する船艙が船首近くから船尾近くに亘って設けられているとともに船橋が船首側または船尾側のいずれかに配置されているばら物運搬船であって、前記船艙内のばら物をハッチ上方へとり出す掻出し手段と、前記掻出し手段によってとり出されたばら物を船首側又は船尾側の一個所へ送る船内コンベヤ手段と、前記船内コンベヤ手段の終端から埠頭の所定個所へばら物を送る船外コンベヤ手段とを有する自動荷役設備を具えており;前記掻出し手段は前記ハッチの上方をそのほぼ全長に亘って往復する走行本体と、前記走行本体に装備された下部が起伏可能であって前記ハッチから船艙に出し入れされるバケットコンベヤと、前記走行本体に設置されて前記バケットコンベヤから送出されたばら物を前記上甲板のハッチ一側方へ導く供給シュートとを有しており;前記船内コンベヤ手段は前記船体と船艙との側面隙間に設置された縦送用コンベヤと、前記走行本体のほぼ全走行区間に亘って設けられ前記供給シュートからのばら物をそのまま前記縦送用コンベヤの上に落下させる誘導通路と、前記縦送用コンベヤから送出されたばら物を前記上甲板の上方へ送る扛送用コンベヤとを有しており;前記船外コンベヤ手段は前記上甲板の上に旋回可能に片持ち設置したブームと、前記ブームに沿って設置され前記扛送用コンベヤから送出されたばら物を前記ブームの先端部へ送る陸揚用コンベヤとを有している;ことを特徴とするばら物運搬船。

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