特許
J-GLOBAL ID:200903073314222132
計算機ホログラムおよびその作成方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017749
公開番号(公開出願番号):特開2000-214751
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 白色光で再生した場合の色再現性を向上させる。【解決手段】 記録媒体20上に、M個の単位領域を定義し、M個の点光源P1〜PMからなる原画像のホログラム像を記録する。第m番目の単位領域(m=1〜M)を、3つの分割領域Cmr,Cmg,Cmbに分割する。領域Cmrには点光源Pmの赤色情報を、領域Cmgには点光源Pmの緑色情報を、領域Cmbには点光源Pmの青色情報を、それぞれ記録する。再生時に用いられるであろう仮想光源(一様な角度αで入射する白色照明光Lw)と仮想視点Eとを定義する。記録時には、各分割領域ごとにそれぞれ異なる入射角度をもった参照光を定義した演算を行い、仮想光源Lwを用いて再生したときに、各分割領域に記録された色情報をもった再生光が仮想視点Eに集まるようにする。
請求項(抜粋):
計算機を用いた演算により所定の記録面上に干渉縞を形成してなる計算機ホログラムを作成する方法であって、所定の原画像と、この原画像を記録するための記録面と、この記録面に対して照射する参照光とを定義する段階と、前記記録面上に多数の演算点を定義し、個々の演算点について、前記原画像上に定義された光源から発せられた物体光と、前記参照光とによって形成される干渉波の強度を演算する段階と、個々の演算点について求められた干渉波の強度に応じた画素値を有する画素の集合からなる干渉波画像を前記記録面上に作成する段階と、前記干渉波画像に基づいて、媒体上に、各画素値に応じた凹凸構造をもった物理的な干渉縞を記録する段階と、を有し、前記記録面に記録された像を観察するための仮想視点と、前記記録面に記録された像を再生するための仮想照明とを定義し、前記仮想照明によってホログラムを再生した場合に、前記仮想視点に特定の波長をもった再生光が集まるように、干渉波の強度演算を行う際に各演算点に照射する参照光の角度を当該演算点の位置に応じて変えるようにして干渉縞の記録を行うことを特徴とする計算機ホログラムの作成方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
2K008AA04
, 2K008AA13
, 2K008BB04
, 2K008CC01
, 2K008FF01
, 2K008FF07
, 2K008FF27
, 2K008GG05
, 2K008HH02
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