特許
J-GLOBAL ID:200903073315633748

メタクリル酸製造用触媒及びメタクリル酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288370
公開番号(公開出願番号):特開平5-031368
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 触媒活性、触媒安定性、触媒寿命、メタクリル酸選択性に優れたMo-V-P-X-Y系複合酸化物触媒を提供すると共に、該触媒を再現性良く調製する手段を提供することにある。【構成】 Mo-V-P-X-Y系(ここで、XはSb、Cu、Co、Bi及びAsからなる群から選ばれた1種以上の元素であり、YはK、Rb、Cs及びTlからなる群から選ばれた1種以上の元素である)複合酸化物触媒であって、触媒成分元素であるMo、V、P及び上記Xを含む均一溶液と、触媒成分元素である上記Yを含む均一溶液と、必要により触媒成分元素である上記Zを含む均一溶液と、必要によりアンモニアとを混合し、生成物を乾燥することによって調製されたものであり、とくに、0〜25°Cの温度範囲内で混合したものであり、4〜15mmの外径のスポークリング型の形状を有しているものであることを特徴とする触媒である。
請求項(抜粋):
メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造する際に用いる、一般式(Mo) a (V) b (P)c (X) d (Y) e (Z) f (NH4 ) g (O) h (式中、XはSb、Cu、Co、Bi及びAsからなる群から選ばれた1種以上の元素であり、YはK、Rb、Cs及びTlからなる群から選ばれた1種以上の元素であり、ZはW、Be、Mg、S、Ca、Sr、Ba、Te、Se、Ce、Ge、Mn、Zn、Cr、Ag、Pb、B、Nb、Cd、Sn、Al、Ti及びSiからなる群から選ばれた1種以上の元素であり、a、b、c、d、e、f及びgは各元素の原子比率を表し、a=12を基準にした時に、b=0.1〜2、c=1〜3、d=0.01〜3、e=0.1〜3、f=0〜2,e+g=2〜6であり、hは前記各成分の原子価を満足するに必要な酸素の原子数である)で示される組成を有する触媒であって、触媒成分元素であるMo、V、P及び上記Xを含む均一溶液と、触媒成分元素である上記Yを含む均一溶液と、必要により触媒成分元素である上記Zを含む均一溶液と、必要によりアンモニアとを混合し、生成物を乾燥することによって調製されたものであることを特徴とする触媒。
IPC (3件):
B01J 27/199 ,  C07C 57/055 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭55-122734
  • 特開昭61-007233
  • 特開昭59-169538
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