特許
J-GLOBAL ID:200903073330054665

反響消去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-044649
公開番号(公開出願番号):特開平5-244043
出願日: 1992年03月02日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 音声信号でも収束速度の大きい反響消去装置を提供する。【構成】 送出信号x(t)と反響信号y(t)とから疑似反響路7を生成し、送出信号x(t)を疑似反響路7の入力として得られる擬似反響信号y (n)を反響信号y(n)から差し引いてこれを消去する反響消去装置において、擬似反響路7はディジタルフィルタにより構成され、フィルタの係数は反響信号の消去誤差e(n)を最小とするアルゴリズムにより逐次的に修正され、フィルタ係数修正動作の大きさを調整する第1および第2の修正幅を有し、ノルム計算もまた第1の修正幅と同様に反響路の変動に対して必要とされるフィルタ係数修正の大きさに比例して重み付けられているものである、反響消去装置。
請求項(抜粋):
反響路への送出信号と送出信号の反響路を経由した後の反響信号とから擬似反響路を生成し、送出信号を擬似反響路の入力とすることにより得られる擬似反響信号を反響信号から差し引くことにより反響信号を消去する反響消去装置において、擬似反響路はディジタルフィルタにより構成され、ディジタルフィルタの係数は反響信号の消去誤差を最小とするように動作するアルゴリズムにより逐次的に修正されるものであり、フィルタ係数修正動作の大きさを調整する第1および第2の修正幅(ステップサイズ)を有し、第1の修正幅は反響路の変動に対して必要とされるフィルタ係数修正の大きさに比例して重み付けられており、アルゴリズム内で使用するノルム計算もまた第1の修正幅により重み付けられていることを特徴とする反響消去装置。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00

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