特許
J-GLOBAL ID:200903073333438901

歯面強度に優れた歯車の製造方法および歯面強度に優れた歯車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-162815
公開番号(公開出願番号):特開2005-330587
出願日: 2005年06月02日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】歯面における耐ピッティング性,耐摩耗性がさらに向上した歯面強度に優れた歯車を提供する。【解決手段】Crを0.3〜3.0重量%含有した機械構造用はだ焼鋼を素材とし、最表面のC量が0.5重量%以上0.9重量%以下であり且つ最表面のN量が0.3重量%以上0.8重量%以下であり、N量をC量並みとすると共に、Nの侵入深さが、硬さHv550が得られる深さである有効硬化深さの少なくとも80%の深さにまで達している表面硬化組織を有する歯車の製造方法であって、機械構造用はだ焼鋼からなる歯車素材に対し800°C以上950°C以下の温度で浸炭処理と同時に浸窒処理を行ったのち冷却することにより、表面硬化組織がCのみでなくNをも固溶した歯面強度に優れた歯車を得る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
Crを0.3〜3.0重量%含有させた機械構造用はだ焼鋼を素材とし、最表面のC量が0.5重量%以上0.9重量%以下であり且つ最表面のN量が0.3重量%以上0.8重量%以下であって、N量をC量並みとすると共に、Nの侵入深さが、硬さHv550が得られる深さである有効硬化深さの少なくとも80%の深さにまで達している表面硬化組織を有する歯車を製造する方法であって、機械構造用はだ焼鋼からなる歯車素材に対し800°C以上950°C以下の温度で浸炭処理と同時に浸窒処理を行ったのち冷却することにより、表面硬化組織が、CのみでなくNをも固溶したことを特徴とする歯面強度に優れた歯車の製造方法。
IPC (4件):
C21D9/32 ,  C21D1/06 ,  C22C38/00 ,  C22C38/24
FI (4件):
C21D9/32 A ,  C21D1/06 A ,  C22C38/00 301N ,  C22C38/24
Fターム (15件):
3J030AC10 ,  3J030BC03 ,  3J030CA10 ,  4K042AA18 ,  4K042BA01 ,  4K042BA03 ,  4K042CA06 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DA06 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DD06 ,  4K042DE02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭62-33755号公報(特公平7-13293号公報)
  • 特開昭62-33757号公報(特公平7-13294号公報)
  • 特開昭49-10124号公報(特公昭54-17699号公報)
審査官引用 (2件)

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