特許
J-GLOBAL ID:200903073335966883

のり面の植生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293292
公開番号(公開出願番号):特開平10-114947
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 草花のみでなく、のり面に大きな木を確実に活着する。木が活着した後は、のり面をより自然環境に近い状態にする。【解決手段】 のり面の植生方法は、のり面1にネット2を張設して、ネット2に所定の間隔でポット4を固定する工程と、ポット4とネット2の上に種子混合の厚層基材8を吹き付ける吹付工程とからなる。のり面の植生方法は、ポット4に、紙パルプで成形されたものを使用すると共に、上方を開口し、かつ、木を植生できる大きさのものが使用される。ポット4は、土を入れて木の苗を生育させた後にのり面1に固定される。ポット4は、のり面1と対向する面に貫通孔6が開口され、あるいは、成長する根で破壊される強度に設計されている。ポット4の木が成長すると、木の根はポット4からのり面1に伸びて成長し、ポット4内からのり面1に活着し、さらに、紙パルプのポット4が腐食して消失される。
請求項(抜粋):
のり面(1)にネット(2)を張設して、ネット(2)に所定の間隔でポット(4)を固定する工程と、ポット(4)とネット(2)の上に種子混合の厚層基材(8)を吹き付ける吹付工程とからなるのり面の植生方法において、ポット(4)に、紙パルプで成形されたものを使用すると共に、上方を開口し、かつ、木を植生できる大きさのものが使用され、このポット(4)は、土を入れて木の苗を生育させた後にのり面(1)に固定され、さらに、ポット(4)は、のり面(1)と対向する面に貫通孔(6)が開口され、あるいは、成長する根で破壊される強度に設計されており、ポット(4)に植え付けられた木が成長すると、木の根はポット(4)からのり面(1)に伸びて成長して、ポット(4)内の土からのり面(1)に活着し、さらに、紙パルプのポット(4)が腐食して消失されるように構成されてなることを特徴とするのり面の植生方法。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 樹木の植生ポットとその育苗方法およびその植生ポットを用いた法面緑化工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-114157   出願人:日本植生株式会社
  • 特公平6-102896
  • 特公平7-056146
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