特許
J-GLOBAL ID:200903073338931894

土木建設機械の作業シリンダ用流体回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-307587
公開番号(公開出願番号):特開平7-139522
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 油圧ショベル等に装着されているバケット(作業)シリンダ20を構造簡単な回路で確実に高周波で振動させる。【構成】 バケットシリンダ20のヘッド側室38aに高圧流体が供給されているとき、制御弁 124を振動位置Sに切り換えると、ヘッド、ロッド側室38a、38bに切換え手段53によって高圧流体が交互に供給され、ピストン39が突出側に移動(バケットが掘り起こし側に回動)する状態で高周波振動する。ここで、バケットの振動のために、特別なシリンダを設置せず、既設置のバケットシリンダ20を使用したので、構造が簡単となる。
請求項(抜粋):
ピストンによってヘッド側室とロッド側室とに仕切られたシリンダ室を内部に有する土木建設機械の作業シリンダと、流体源および排出源に接続された切換弁と、切換弁と作業シリンダのヘッド側室とを接続し、切換弁の切換えによって流体源からの流体をヘッド側室に供給あるいはヘッド側室からの流体を排出源に排出する一方の給排通路と、切換弁と作業シリンダのロッド側室とを接続し、前記一方の給排通路と対をなすとともに、切換弁の切換えによって流体源からの流体をロッド側室に供給あるいはロッド側室からの流体を排出源に排出する他方の給排通路と、一対の接続通路と流体源、排出源との間に介装され、前記一方の接続通路と流体源同士および他方の接続通路と排出源同士が接続した状態と、一方の接続通路と排出源同士および他方の接続通路と流体源同士が接続した状態とに交互に高周波で繰り返し切換える切換え手段と、他方の給排通路の途中に介装されるとともに、前記一対の接続通路が接続された制御弁と、作業シリンダのヘッド側室と制御弁とを接続する一方の連通通路と、作業シリンダのロッド側と制御弁とを接続し、前記一方の連通通路と対をなす他方の連通通路と、を備え、前記制御弁は、他方の給排通路を連通するとともに、接続通路、連通通路間を遮断する通常位置と、他方の給排通路を遮断するとともに、接続通路、連通通路同士を連通する振動位置とに位置することができることを特徴とする土木建設機械の作業シリンダ用流体回路。
IPC (2件):
F15B 21/12 ,  E02F 9/22

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