特許
J-GLOBAL ID:200903073346052310

内燃機関の触媒暖機装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054916
公開番号(公開出願番号):特開平9-250333
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 触媒の早期活性化を図る触媒暖機装置の使用を必要最小限とすることで、触媒暖機装置に通電を行うバッテリの保護を図ることを目的とする。【解決手段】 推定した機関停止時の触媒温度、推定した単位時間当たりの触媒の温度変化率を表す触媒冷却度、及び、検出した機関停止時間に基づいて機関始動時の触媒温度を推定し(S3)、この推定触媒温度が触媒活性化温度以下であれば(S4)、推定触媒温度及び触媒活性化温度の偏差に基づき、触媒を通電加熱する電熱式ヒータへのバッテリの通電時間を算出する(S5)。そして、この算出した通電時間だけバッテリから電熱式ヒータへ通電を行う(S6〜8)。即ち、明らかに不必要と思われる触媒の暖機を禁止すると共に、触媒の暖機を必要最小限行うことで、バッテリの保護を図る。
請求項(抜粋):
機関の排気を浄化する触媒と、バッテリからの通電によって発熱して該触媒を加熱する触媒加熱手段と、を含んで構成される内燃機関の触媒暖機装置において、少なくとも前記触媒周辺の雰囲気温度を含む機関運転状態を検出する機関運転状態検出手段と、連続した機関作動時間を検出する機関作動時間検出手段と、連続した機関停止時間を検出する機関停止時間検出手段と、検出された機関作動時間に基づいて、機関停止時の前記触媒の温度を推定する停止時触媒温度推定手段と、検出された機関停止時の前記触媒周辺の雰囲気温度に基づいて、該触媒の単位時間当たりの温度変化率を推定する触媒温度変化率推定手段と、推定された機関停止時の触媒温度、推定された触媒温度変化率及び検出された機関停止時間に基づいて、機関始動時の前記触媒の温度を推定する始動時触媒温度推定手段と、推定された機関始動時の触媒温度に基づき、前記触媒の活性化状態を判断する活性化判断手段と、該活性化判断手段により該触媒が非活性化状態であると判断されたときのみ前記触媒加熱手段への通電を行う通電制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の触媒暖機装置。
IPC (3件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/18 ,  F02D 45/00 360
FI (4件):
F01N 3/20 K ,  F01N 3/20 R ,  F01N 3/18 C ,  F02D 45/00 360 C

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