特許
J-GLOBAL ID:200903073362784410

誘導センサヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-311795
公開番号(公開出願番号):特開2001-159685
出願日: 2000年10月12日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 作業領域に亙って移動させることなく物体についての情報を得ることができる小型の誘導センサヘッドを提供する。【解決手段】 鉄あるいは非鉄の導電性物体、特にコンクリートあるいはレンガの壁のような周囲の媒質内の鉄筋を検出する誘導センサヘッドは、実質的な検出素子として、直径に比べて軸線方向の長さが短い少なくとも1つの界磁コイルF1と、界磁コイルに比べて直径が短かい少なくとも一対のセンスコイルA,Bとを有する。界磁コイルの巻回数はセンスコイルのそれに比べて少ない。センスコイルの共通軸線は、センスコイルと同心にある最大磁束成分が存在しないか最小となるように界磁コイル軸線と垂直に配置する。二次元平面情報だけでなく深さの情報も得るために、順次に励磁される一対の界磁コイルF1,F2を設ける。これら界磁コイル間の中心平面で、直交配置の二対のセンスコイルA,B及びC,Dを設け、隠れた物体の三次元配置情報を得る。本発明による誘導センサヘッドはマイクロコントローラの制御下で修正、制御及び読取りを自動的に行ないうる。
請求項(抜粋):
周囲の媒質内に埋込まれた鉄あるいは非鉄の導電性物体(1)を検出するための誘導センサヘッドであって、この誘導センサヘッドが、軸線方向の長さ対直径比が小さい少なくとも1つの界磁コイル(F)と、この界磁コイル(F)に比べて直径が短く且つインダクタンスが高い少なくとも一対の同心的に配置されたツインセンスコイル(A,B)であって、これらツインセンスコイル(A,B)の共通軸線が、前記界磁コイル(F)の軸線に対し直角でこの界磁コイル(F)の直径方向に向けられ且つこの界磁コイル(F)の巻回面の平面内あるいはこの巻回面に実質的に平行な面にあり、これらツインセンスコイル(A,B)が前記界磁コイル(F)の中心から等距離にあり且つこの界磁コイル(F)が電流によって励磁された際にこの界磁コイルから発生する同一方向の磁束内に配置されている当該ツインセンスコイル(A,B)とを有している誘導センサヘッド。
FI (2件):
G01V 3/10 B ,  G01V 3/10 F
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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