特許
J-GLOBAL ID:200903073367299323

コンクリート躯体の補修構造及び補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143325
公開番号(公開出願番号):特開平8-333900
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 はつり厚さを小さくとることができながら、高価な鉄筋を使用することなく、仕上げ状態でコンクリート躯体に対する補修材の付着力を十分に確保することができ、増打ち部の強度を十分に確保することである。【構成】 コンクリート躯体10の底面部をはつり(a)、アンカー部材14をコンクリート躯体10の底面部にほぼ垂直に打ち込む。その後、グリッド22をはつり面12の全面に対向して張設し、アンカー部材14の突出部に、羽根部材16を平行に固定してなる六角ナット18をねじ込み、アンカー部材14の下端部に木コン20をねじ込む(b)。その後、木コン20の下面に接するように型枠24を建て込む。型枠24の設置後、型枠24とはつり面12との空間にコンクリート,モルタルなどの補修材30を注入打設する(c)。補修材30の硬化後は、型枠24を脱型し、アンカー部材14の余長部分を切断した後、木コン20を除去して適度な表面処理を行なう(d)。
請求項(抜粋):
コンクリート躯体のはつり面に補修材を打設してなるコンクリート躯体の補修構造であって、前記はつり面に所定ピッチで打ち込まれるアンカー部材と、それぞれのアンカー部材の突出部に係止される係止部材と、この係止部材に固定され前記はつり面の面方向に延びる所定長の羽根部材とを備え、前記アンカー部材のはつり面からの突出部,係止部材及び羽根部材が前記補修材と一体化されてなることを特徴とするコンクリート躯体の補修構造。

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