特許
J-GLOBAL ID:200903073376074296

分布定数回路のプリント回路基板構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 和雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-159354
公開番号(公開出願番号):特開平8-008499
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 高周波帯域において任意の周波数帯域の周波数を減衰或いは選択的に残留させると共に小型で低コスト化を図ること。【構成】 プリント回路基板1の絶縁体2の上面に1条の導電パターン3を形成する。この導電パターン3の周囲に略コ字型のグランドパターン4を形成する。上記絶縁体2、導電パターン3及びグランドパターン4にてプリント回路7を構成し、共振素子を形成している。プリント回路基板1の導電パターン3の接続端子5は電子回路の信号ラインに対して直接に接続させたり、導電パターン3と信号ラインとを分布キャパシタンス、分布インダクタンスなどを介して結合させる。またグランドパターン4の接続端子6は電子回路のグランドと導通をとる。導電パターン3の長さ、形状、導電パターン3とグランドパターン4との間隙寸法を任意の周波数帯に合わせて適宜に設定し、任意の減衰特性を得る。
請求項(抜粋):
所定の誘電率を備えた絶縁体(2)と、この絶縁体(2)の一面あるいは内部に形成され一端側が電子回路の信号ラインに接続あるいは静電結合を行う導電パターン(3)と、上記導電パターン(3)の周囲に形成され該導電パターン(3)とは非接続のグランドパターン(4)とを備え、上記絶縁体(2)、導電パターン(3)及びグランドパターン(4)からなるプリント回路(7)の共振素子を一般のプリント基板の一部として形成し、上記導電パターン(3)の長さ、形状、導電パターン(3)とグランドパターン(4)との間隙寸法を適宜に設定することで上記電子回路から出るまたは電子回路に外部から混入する任意の周波数帯における減衰特性をプリント回路(7)で得るようにしたことを特徴とする分布定数回路のプリント回路基板構造。
IPC (2件):
H05K 1/02 ,  H05K 9/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-221012
  • 特開昭50-072567
  • 特開平1-221012
全件表示

前のページに戻る