特許
J-GLOBAL ID:200903073379400550

伝搬時間方式により、可視波長領域内の半導体レーザを用いて距離測定するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-585689
公開番号(公開出願番号):特表2002-531837
出願日: 1999年12月01日
公開日(公表日): 2002年09月24日
要約:
【要約】本発明は、伝搬時間方式により作動する、可視波長領域内の半導体レーザを用いて距離測定するための装置に関する。送信された測定ビーム束をビームに集束するための視準対物レンズ、測定ビームの変調用の回路装置、離隔した対象で反射された測定ビーム束を受光装置で撮像して結像するための受光対物レンズ、及び、対象で測定された距離の表示部が設けられている。本発明によると、測定ビームの変調用の回路装置及び評価装置は、種々異なった2つの作動形式に切換可能である。第1の作動形式では、第1の周波数(f1/n)で変調され、第2の作動形式では、第2の周波数(f1)で変調される。この周波数は、相互に整数比nの関係である。反射信号は、第1の作動形式では、第3の周波数(f2/n)と乗算され、第2の作動形式では、第4の周波数(f2)と乗算され、それから、第1の作動形式での評価のために、第1のサンプリング周波数(fa1)でサンプリングされ、第2の作動形式では、第2のサンプリング周波数(fa2)でサンプリングされる。その際、第1のサンプリング周波数(fa1)は、第4の周波数(f2)と第2の周波数(f1)との差であり、第2のサンプリング周波数(fa2)は、第2の周波数(f1)の整数分数(:q)である。
請求項(抜粋):
伝搬時間方式により、可視波長領域内の半導体レーザ(11,208)を用いて距離測定するための装置であって、その際、距離測定装置(10)と、位置を測定すべき対象との間の距離が、レーザ変調信号の送信と受信との間の経過時間の長さから前記距離の値として求められ、送信された測定ビーム束(12)をビームに集束するための視準対物レンズ(228)、測定ビームの変調用の回路装置、離隔した前記対象で反射された測定ビーム束(17)を受光装置(16)で撮像して結像するための受光対物レンズ(15)、及び、前記対象で測定された距離の表示部を有する装置において、測定ビームの変調用の回路装置及び評価装置は、種々異なった2つの作動形式に切換可能であり、その際、第1の作動形式では、第1の周波数(f1/n)で変調され、第2の作動形式では、相互に整数比nの関係である第2の周波数(f1)で変調され、サンプリングの前に、前記第1の作動形式での反射信号は、第3の周波数(f2/n)と乗算され、前記第2の作動形式での反射信号は、第4の周波数(f2)と乗算され、それから、前記第1の作動形式での評価のために、前記反射信号は、第1のサンプリング周波数(fa1)でサンプリングされ、前記第2の作動形式での評価のために、前記反射信号は、第2のサンプリング周波数(fa2)でサンプリングされ、その際、前記第1のサンプリング周波数(fa1)は、前記第4の周波数(f2)と前記第2の周波数(f1)との差であり、前記第2のサンプリング周波数(fa2)は、前記第2の周波数(f1)の整数分数(:q)であることを特徴とする装置。
Fターム (16件):
5J084AA05 ,  5J084AD02 ,  5J084BA03 ,  5J084BA36 ,  5J084BB01 ,  5J084BB06 ,  5J084CA03 ,  5J084CA27 ,  5J084CA42 ,  5J084CA48 ,  5J084CA49 ,  5J084CA51 ,  5J084CA54 ,  5J084DA01 ,  5J084EA04 ,  5J084EA20

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