特許
J-GLOBAL ID:200903073382852870

乗員保護装置用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289415
公開番号(公開出願番号):特開平6-115405
出願日: 1992年10月02日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 車両に設けられた1つの加速度センサからの出力信号に基づき車両の前方への衝突時のみ乗員保護装置を確実に作動させること。【構成】 乗員保護装置用制御装置20は、インタフェース21とCPU22と制御プログラムを記憶したROM23及び各種データを記憶するRAM24とから成る。1つの加速度センサ10からの出力信号における加速側及び減速側の両方向の成分が別々に積分演算される。車両の前方への衝突では、減速側の成分がほとんどであることから、前方以外の衝突で加速側の演算値が大きくなり第2の閾値に達したならば、減速側の演算値と比較される第1の閾値がその減速側の演算値が到達できないような大きな値に変更される。このため、前方以外の衝突で乗員保護装置30の作動のための信号が出力されることはない。
請求項(抜粋):
車両に加わる衝撃による前後方向の加減速度を検出する少なくとも1つの加速度センサと、前記加速度センサからの出力信号における加速側及び減速側の両方向の成分を基準に別々に積分演算する演算手段と、前記演算手段により算出された減速側の演算値が第1の閾値に達したら乗員保護装置を作動させるための信号を出力する作動判定手段と、前記演算手段により算出された加速側の演算値が第2の閾値に達したら前記作動判定手段の判定に用いる前記第1の閾値を変更する閾値変更手段とを備えたことを特徴とする乗員保護装置用制御装置。

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