特許
J-GLOBAL ID:200903073385328799

放射線測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125091
公開番号(公開出願番号):特開平9-304542
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 校正用の線源を用いずに簡便にエネルギー校正を行うことができる放射線測定装置を提供する。【解決手段】 検出部10にて環境放射線を検出し、その環境放射線のエネルギースペクトルをマルチチャネルアナライザ22で求める。ピーク検出部32は、そのエネルギースペクトルにおいて所定のサーチ範囲を調べ、環境に広く分布する40Kの光電ピークを検出する。基準値記憶部34は、40Kの光電ピークの正しいエネルギー値を基準値として記憶している。比較処理部33は、ピーク検出部32で検出された光電ピークのチャネルと基準値記憶部34に記憶された基準値のチャネルとを比較する。電圧・ゲイン指令部35は、この比較の結果に基づき、光電ピークのチャネルが前記基準値に近づくよう、高圧電源14への電圧指令値又は主増幅器18へのゲイン指令値を調整する。
請求項(抜粋):
測定対象から発せられる放射線を検出器で検出し、検出器から出力される検出パルスの波高を利用して所定の測定結果を算出する放射線測定装置において、環境に存在する所定の天然放射性核種から発せられる放射線のエネルギーに関する基準値を記憶する基準値記憶手段と、前記検出器にて環境からの放射線を検出して環境放射線のエネルギースペクトルを求めるスペクトル生成手段と、求められたエネルギースペクトルから前記所定の天然放射性核種に対応するピークを検出し、このピークに基づいて前記エネルギースペクトルの指標点を求めるピーク検出手段と、前記指標点のエネルギー値を前記基準値記憶手段に記憶された基準値と比較し、この比較結果に基づいてエネルギー校正を行う校正手段と、を有することを特徴とする放射線測定装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭56-101580
  • 特開昭57-028275
  • 特開昭62-103553
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