特許
J-GLOBAL ID:200903073388285659

アルカリ電池用ニッケル正極活物質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-062168
公開番号(公開出願番号):特開平9-231972
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 自己放電を抑制することができる,アルカリ電池用ニッケル正極活物質の製造方法を提供する。【解決手段】 ニッケルイオンとコバルト(II)イオンとを含む反応系にアルカリ金属水酸化物を添加することにより水酸化ニッケル及び水酸化コバルトを生成させる生成工程を有する。生成工程の際,又はそれ以前に,コバルト(II)イオンをコバルト(III)イオンに酸化させる酸化剤を除去する手段を少なくとも1つを有する。酸化剤を除去する手段は,例えば,L-アスコルビン酸等の還元剤を反応系に添加して上記酸化剤を還元除去する。還元剤の酸化電位は,酸素の還元電位より卑であることが好ましい。また,生成工程の際,又はそれ以前に,コバルト(III)イオンを除去する手段を有することが好ましい。
請求項(抜粋):
ニッケルイオンとコバルト(II)イオンとを含む反応系にアルカリ金属水酸化物を添加することにより水酸化ニッケル及び水酸化コバルトを生成させる生成工程を有する,アルカリ電池用ニッケル正極活物質の製造方法において,上記生成工程の際に,又はそれ以前の前工程に,各工程の反応系から,コバルト(II)イオンをコバルト(III)イオンに酸化させる酸化剤を除去する手段を少なくとも1つ有することを特徴とするアルカリ電池用ニッケル正極活物質の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-206469
  • 特開平4-206469

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