特許
J-GLOBAL ID:200903073391986633

スタータ用一方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-121327
公開番号(公開出願番号):特開平8-312509
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 確実なトルク伝達を行なうことのできるスタータ用一方向クラッチを提供すること。【構成】 クラッチアウタ24の内周面には、ローラ26を収容する楔状のカム室24aが形成されており、クラッチインナ25の外周面には、トルク伝達時にローラ26を係止する係止凹部25aが形成されている。ここで、係止凹部25aの深さをh、ローラ26の半径をR、クラッチインナ25の中心O1 とローラ26の中心O2 とを結ぶ直線をAおよびローラ26の中心O2 とクラッチインナ25側のトルク作用点とを結ぶ直線をBとして、直線Aと直線Bとの成す角度をθとすると、h≧R(1-cosθ)の条件を満足する様に係止凹部25aの深さhが決定されている。
請求項(抜粋):
相対回転可能に設けられて、径方向に所定の間隔を隔てて対面する外筒部と内筒部を有し、前記外筒部の内周面には、断面円形の転動体を収容する楔状のカム室が形成されて、前記内筒部の外周面には、トルク伝達時に前記転動体を係止する係止凹部が形成されたスタータ用一方向クラッチであり、前記係止凹部の深さをh、前記転動体の半径をR、前記係止凹部に係止された前記転動体を介して前記外筒部と前記内筒部との間でトルク伝達が行なわれる時に、前記転動体の中心と前記内筒部の中心とを結ぶ直線をA、および前記転動体の中心と前記内筒部側のトルク作用点とを結ぶ直線をBとして前記直線Aと前記直線Bとの成す角度をθとすると、h≧R(1-cosθ)の条件を満足することを特徴とするスタータ用一方向クラッチ。
IPC (2件):
F02N 15/02 ,  F16D 41/06
FI (3件):
F02N 15/02 E ,  F02N 15/02 N ,  F16D 41/06 E

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