特許
J-GLOBAL ID:200903073409931084

高炉における還元鉄の使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-039750
公開番号(公開出願番号):特開平10-219314
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 微粉炭多量吹き込み時、鉄鉱石の層厚が厚くなり過ぎたとき、あるいは焼結鉱中のアルミナが高くなったときに、鉄鉱石の還元速度が遅くなって融液生成量が増大しても、鉄鉱石層の通気性を確保し、還元速度向上をはかる。【解決手段】 鉄鉱石に、還元鉄を含む鉄原料を5〜35wt%混合して、炉頂部から装入する。あるいは鉄鉱石の30〜45wt%に、還元鉄を含む鉄原料を5〜35wt%混合して、炉頂周辺部に装入する。さらに、鉄鉱石の2〜8wt%に、還元鉄を含む鉄原料を5〜35wt%混合して、炉頂中心部に装入する。【効果】 高炉の還元効率、通気性を向上させることができ、燃料比低減、生産性向上を安定的に行うことができる。
請求項(抜粋):
高炉の炉頂部から鉄鉱石とコークスとを交互に層状に装入し、羽口部から補助燃料を吹込む際に、鉄鉱石に、還元鉄を含む鉄原料を5〜35wt%混合して、炉頂部から装入することを特徴とする高炉における還元鉄の使用方法。

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