特許
J-GLOBAL ID:200903073412708841

頭外音像定位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-090793
公開番号(公開出願番号):特開2001-285998
出願日: 2000年03月29日
公開日(公表日): 2001年10月12日
要約:
【要約】【課題】 複雑な構成を必要とせず、不特定多数の受聴者に対して汎用的に利用できる装置を実現する。【解決手段】 イヤホン3は受聴者の耳に装着され、マイク4はイヤホン3から発生した音波を外耳道内で収音する。イヤホン3からマイク4出力までの伝達関数である外耳道伝達関数の逆伝達関数を求めるための適応フィルタ2を設け、音源信号をディジタルフィルタ1を介して適応フィルタ2に与える。帯域フィルタ5は、外耳道伝達関数と適応フィルタ2の逆伝達関数との積がフィルタ特性となるよう構成され、ディジタルフィルタ1の出力を入力する。帯域フィルタ5とマイク4の出力とは減算器6で減算され、この結果に基づき収束演算回路8は適応フィルタ2の逆伝達関数を収束させる。
請求項(抜粋):
両耳に接するよう設けられ、音源信号に基づき音波を発生するスピーカと、前記スピーカから発生した音波を外耳道内で収音するマイクと、(空間音響伝達関数/空間に位置する音源の伝達関数)の値を予め記憶したディジタルフィルタと、前記ディジタルフィルタを介して音源信号を入力して前記スピーカに出力する機能を有し、前記スピーカから前記マイクの出力までの伝達関数である外耳道伝達関数の逆インパルス応答値を求めるための適応フィルタと、前記適応フィルタにおける逆インパルス応答値を求める場合の初期値を格納するメモリと、前記外耳道伝達関数のインパルス応答値と、前記適応フィルタで求めた外耳道伝達関数の逆インパルス応答値との積が、帯域フィルタ特性となるようなフィルタ特性を有し、前記ディジタルフィルタを介して音源信号を入力する帯域フィルタと、前記帯域フィルタの出力と、前記マイクの出力とを減算する減算器と、前記ディジタルフィルタを介して音源信号を入力し、予め決められた近似伝達関数の値を格納する近似ディジタルフィルタと、前記近似ディジタルフィルタの近似伝達関数の値を用い、前記減算器の減算結果に基づいて、前記適応フィルタの逆インパルス応答値が収束するまで当該逆インパルス応答値を更新する収束演算回路とを備えたことを特徴とする頭外音像定位装置。
IPC (4件):
H04S 1/00 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 21/00 ,  H04R 5/027
FI (4件):
H04S 1/00 L ,  H03H 17/02 601 L ,  H03H 21/00 ,  H04R 5/027 A
Fターム (9件):
5D011AB11 ,  5D062AA71 ,  5D062AA74 ,  5J023DA05 ,  5J023DB03 ,  5J023DB05 ,  5J023DC00 ,  5J023DC01 ,  5J023DD05

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