特許
J-GLOBAL ID:200903073417227060

金型設計方法及び金型製作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042646
公開番号(公開出願番号):特開平11-242692
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】シミュレーションを用いてプラスチック成形用金型を効率的に設計し製作する方法を提案する。【解決手段】複数のランナー及びゲートを有する金型の1つ又は複数のキャビティにおける複数の目的位置に成形材料が同時に充填されるように金型の各設計パラメータを解析により設計する方法において、遺伝的アルゴリズムを用いて設計パラメータを収束させることにより、限られた計算回数で精度の良い設計値を得る。設計パラメータとしては、各キャビティのゲート、サブランナー、メインランナーの寸法等を対象とする。また、同時充填性評価と共に、他の指標、例えば、各キャビティ内部の充填過程中の圧力値、熱硬化性材料の硬化度等を評価関数としても良い。
請求項(抜粋):
複数のランナー及びゲートを有する金型の1つ又は複数のキャビティにおける複数の目的位置に成形材料が同時に充填されるように金型の各設計パラメータを解析により設計する方法において、(a)解析の対象モデルとして、金型の設計パラメータのうち少なくとも1つを設計変数として決定する段階、(b)目的関数として同時充填性を評価する算出手段と基準値を決める段階、(c)コード化した染色体を別途定めた個体数分ランダムに発生させる段階、(d)コード化した染色体を設計パラメータに与える段階、(e)与えられた設計パラメータを用いて流動解析を行い、基準値を用いて同時充填性評価を行う段階、(f)基準値を満たさない場合、上記(d)及び(e)の段階を個体数分繰り返す段階、(g)適応度の高い順に染色体を並び替える段階、(h)選択、交叉、突然変異という遺伝的アルゴリズムの3つの処理を施し、設計パラメータの組み合わせを変更する段階、(i)(d)乃至(h)の段階を別途定めた世代数分繰り返す段階、(j)目的関数が基準値を満たすか、あるいは目的関数が基準値を満たさない場合は最終の結果により求まる適応度の最も高い設計パラメータを最適設計パラメータとする段階を含むことを特徴とする金型設計方法。
IPC (5件):
G06F 17/50 ,  B29C 33/38 ,  B29C 45/76 ,  G06F 15/18 550 ,  G06F 17/00
FI (6件):
G06F 15/60 680 C ,  B29C 33/38 ,  B29C 45/76 ,  G06F 15/18 550 C ,  G06F 15/20 D ,  G06F 15/60 604 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-095680

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