特許
J-GLOBAL ID:200903073432715003

レトルト殺菌可能な容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 允彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-199796
公開番号(公開出願番号):特開平10-024942
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 レトルト殺菌可能な容器において、レトルト殺菌処理中におけるキャップの外れや容器本体とキャップの螺合の弛みを防止して、再螺合作業を不必要とし、螺合の弛みに起因する消費者の不信感を解消すると共に、容器に対する口当たり性を向上させる。【解決手段】 容器本体口頸部13の上端付近の外周面に、口頸部13下端付近のネジ部16の谷の径よりもその外径が小さくなるように、外方に突出した係止用凸部19を形成し、キャップ20の頂壁部21下面に、スカート部22とは間隔を置いた状態で、内方に突出した係合部分26aを下端に一体的に形成した係合部26を垂設して、口頸部13のネジ部16とキャップ20のネジ部23の螺合が完了された位置で、キャップ20の係合部26下端の係合部分26aが、口頸部13の係止用凸部19の下側に接触して係合するように構成する。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂製の口頸部が肩部上端に連設され、該口頸部の下端付近の外周面にネジ部が形成されている容器本体と、頂壁部の外周縁からスカート部が下方に延ばされ、該スカート部の下端付近の内周面に、口頸部のネジ部と螺合するネジ部が形成されている熱可塑性樹脂製のキャップとを備えたレトルト殺菌可能な容器において、容器本体口頸部の上端付近の外周面に、該口頸部下端付近のネジ部の谷の径よりもその外径が小さくなるように、外方に突出した係止用凸部が形成されており、キャップの頂壁部下面に、スカート部とは間隔を置いた状態で、内方に突出した係合部分を下端に一体的に形成した係合部が垂設されていて、口頸部のネジ部とキャップのネジ部の螺合が完了された位置で、キャップの係合部下端の係合部分が、口頸部の係止用凸部の下側に接触して係合するように構成されていることを特徴とするレトルト殺菌可能な容器。

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