特許
J-GLOBAL ID:200903073432794167

強靱な厚鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-026879
公開番号(公開出願番号):特開平6-240354
出願日: 1993年02月16日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 強靱な厚鋼板を製造することを目的とする。【構成】 所定の成分を含有する鋼をオーステナイトの再結晶温度域あるいは未再結晶温度域で圧延し、引き続き未再結晶温度域で繰り返し熱間曲げ加工を行うことによりオーステナイト粒内の転位密度を増加させ変態時の核生成サイトを増加させ変態後の結晶粒を微細化する。これにより強靱な厚鋼板を製造することができる。熱間繰り返し曲げ加工時の板温度(T)と板表層部の歪量の総和(ε,%)を下記式で規定する。Tは°C。ε≦1.71×10-3T-0.4
請求項(抜粋):
重量%でC:0.02〜0.30%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.30〜3.5%、Al:0.003〜0.10%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造した鋼塊あるいは鋼片に鋳造後直接あるいは再加熱後、Ar3点以上の温度域で圧延を行い、次いでオーステナイトの未再結晶温度域で繰り返し曲げ加工を施すことにより下記式に示した累積歪み量を与えることを特徴とする強靱な厚鋼板の製造法。ε≧1.71×10-3T-0.4ただし、ε:繰り返し曲げ加工により板表層部が受ける歪みの総和T:繰り返し曲げ加工を行う際の厚鋼板の表面温度(°C)
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C21D 7/13 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-045227
  • 特開平4-371517
  • 特表平3-505704

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