特許
J-GLOBAL ID:200903073433277050

データ伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276415
公開番号(公開出願番号):特開平5-091091
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 SAW・ARQを改善し、高効率のデータ伝送が可能な再送方式を提供する。【構成】 送信局スーパバイザ16では、データソース12からの入力データにモジューロ数Mで繰返す送信順序番号を付加する。スーパバイザはARQテーブル18を参照しデータをARQ送信部211〜214の空ARQに渡す。送信部はSAW・TYPE-IIHybridARQで伝送する。ARQ受信部221〜224はデータを受信すると誤り検出を行い、受信Iフレームに誤りがないとACKを送信し、受信データをスーパバイザ17に渡しARQ内の一時メモリをクリアする。誤りのときは、一時メモリを検索し記憶データのないときはNAKを送信し、同時にメモリする。誤り訂正が済むとACKを送信し、一時メモリをクリアする。スーパバイザ17では各ARQ受信部からのフレームを送信順序番号に対応する受信データバッファ20に入力し正しい順番でシンク14へ出力する。
請求項(抜粋):
送信局及び受信局に、送受信局間の往復の伝搬遅延時間内に送信可能なフレーム数以上のN個(Nは2以上の自然数)のARQを具備し、それぞれのN個のARQにおいて、送信側ではフレームを送信してから、応答フレームが返ってくるまでの時間に相当する送信タイマを具備し、フレームを送信してから該送信タイマ時間と同じ時間で受信される応答フレームは、自己のARQが送信したフレームに対する応答フレームと見なすとともに、該送信タイマ時間で正常受信応答(ACK)が返ってこなければ自己のARQが送信したフレームに対するNAKと見なして再送動作を実施し、受信側では受信したフレームに対する応答フレームを送信してから、該応答フレームに対するフレームが返ってくるまでの時間に相当する受信タイマを具備し、応答フレームを送信してから該受信タイマと同じ時間で受信されるフレームは、自己のARQが送信した応答フレームに対するフレームと見なすとともに、該受信タイマ時間でフレームが返ってこなければNAKを送信することにより、N個のARQはそれぞれ独立にデータ伝送を行ない、送信局では、送信データをフレームに分割して各フレームをN個のARQに順次割当て、それぞれのフレームにモジュロ数Mで繰り返す送信順序番号を付加し、前記N個のARQのうち、新たなデータフレームが送信可能なARQに対して送信順序番号を順次インクリメントしながらデータフレームを配送し、前記N個のARQ内でACKの得られていないデータフレームの送信順序番号Aと新たに送信すべきデータフレームの送信順序番号Bが(A-B)modM<所定値を満たしている場合には、新たなデータフレームの送信を一時中断し、ACKの得られていない送信順序番号をもつデータフレームを、前記N個のARQのうち、新たなデータフレームが送信可能なARQに対して、いずれかのARQでACKが得られるまで連続的に分配し、ACKが得られた場合には、新たなデータフレームの送信を再開することを特徴とするデータ伝送方式。

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