特許
J-GLOBAL ID:200903073442661157
釣 竿
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越智 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079555
公開番号(公開出願番号):特開平9-238598
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 樹脂比率を低下させて軽量化を図ると共に、比強度、比剛性を向上させた釣竿を提供する。【解決手段】 主たる指向方向を略軸長方向にし、縦弾性率が概ね40ton/mm2 以上の強化繊維で強化したマトリックス樹脂の平均比率を概ね20重量%以下の値とした中間層1OTと、該中間層の外側に主たる指向方向を略円周方向にし、縦弾性率が概ね30ton/mm2 以上の強化繊維でマトリックス樹脂を強化した外側層10Sと、前記中間層10Tの内側に主たる指向方向を略円周方向にし、縦弾性率が概ね30ton/mm2 以上の強化繊維でマトリックス樹脂を強化した内側層10Uとを有する竿管を具備し、該竿管の所定領域の平均樹脂比率が概ね25重量%以下であり、該竿管の所定領域の全強化繊維の重量に対する前記外側層と内側層とを合せた円周方向強化繊維の重量比率が概ね17〜23%であり、該竿管の肉厚tを竿管の外側直径で除した値が概ね0.011〜0.015である竿管領域を具備するよう構成する。
請求項(抜粋):
主たる指向方向を略軸長方向にし、縦弾性率が概ね40ton/mm2 以上の強化繊維で強化したマトリックス樹脂の平均比率を概ね20重量%以下の値とした中間層と、該中間層の外側に主たる指向方向を略円周方向にし、縦弾性率が概ね30ton/mm2 以上の強化繊維でマトリックス樹脂を強化した外側層と、前記中間層の内側に主たる指向方向を略円周方向にし、縦弾性率が概ね30ton/mm2 以上の強化繊維でマトリックス樹脂を強化した内側層とを有する竿管を具備し、該竿管の所定領域の平均樹脂比率が概ね25重量%以下であり、該竿管の所定領域の全強化繊維の重量に対する前記外側層と内側層とを合せた円周方向強化繊維の重量比率が概ね17〜23%であり、該竿管の肉厚を竿管の外側直径で除した値が概ね0.011〜0.015である竿管領域を具備することを特徴とする釣竿。
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