特許

J-GLOBAL ID：200903073453037161

硝化装置

発明者： 渡辺 敦 ,  黒木 政代
出願人/特許権者： 栗田工業株式会社
代理人 (1件)： 重野 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-119755
公開番号（公開出願番号）：特開平8-309388
出願日： 1995年05月18日
公開日（公表日）： 1996年11月26日
要約：

【要約】【目的】 硝化反応阻害物質であるヒドラジンの流入を容易に検出して、装置の硝化能力の低下を防止する。【構成】 硝化槽2へのヒドラジンの流入を検出するヒドラジン検出手段を備える硝化装置。ヒドラジン検出手段は、硝化槽2内の水,硝化槽流入水又は硝化槽流出水のORPを検出するORP計4と、ORP計4の検出値がゼロ以下のときに信号を発する制御部5とからなる。【効果】 ヒドラジンを含有しない水のORPは正の値を示すが、ヒドラジンを含有する水のORPは負の値を示す。ORP計の検出値に基いて信号を発信する制御部を設けるという極めて簡易な構成により、硝化槽へのヒドラジンの流入の有無を確実に検知して、適当な処置を講じることにより、ヒドラジンによる硝化反応阻害を防止することができる。

請求項（抜粋）：

硝化槽と、該硝化槽へのヒドラジンの流入を検出するヒドラジン検出手段とを備えてなる硝化装置であって、該ヒドラジン検出手段は、前記硝化槽内の水、硝化槽に流入する水又は硝化槽から流出した水と接触するように配置されたORP計と、該ORP計の検出値がゼロ以下を検出した際に信号を発する制御部とを有することを特徴とする硝化装置。

IPC (2件)：

C02F 3/34 101 ,  C02F 3/12 ZAB

FI (2件)：

C02F 3/34 101 C ,  C02F 3/12 ZAB P