特許
J-GLOBAL ID:200903073459976356

光ファイバ融着接続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 国平 啓次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178947
公開番号(公開出願番号):特開平11-014853
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 光ファイバ接続に際し、従来は、観察のたびに、使用融着機種ごとに定められている所定の白幅比になるように厳密なフォーカス合わせを行う必要があり、高度なフォーカス駆動系が必要であった。【解決手段】 上記の所定白幅比の場合のコア偏心量Δ0と、前記所定白幅比と異なる非所定白幅比の場合の偏心量Δとを測定し、これらΔ0とΔとの関係を求めてこれを補正係数mとしておく。光ファイバの融着接続に際して、セットした左右光ファイバについてコア偏心量を測定したら、当該測定値を、そのときの光ファイバ像の白幅比に対応する前記補正係数mにより補正し、その補正した値に基づいて軸合わせを行う。これにより、フォーカス合わせ動作を簡易化するか又は廃止することができ、装置のコストダウンも図られる。
請求項(抜粋):
光ファイバの融着接続に際して、対向する左右光ファイバ端部の画像を求め、当該画像に基づいて前記各光ファイバのコア偏心量を測定して、当該コア偏心量に基づいて軸合わせを行う、光ファイバ融着接続方法において、予め、1本の光ファイバについて、白幅比とコア偏心量を測定し、前記両者の関係を求めておき、光ファイバの融着接続に際して、セットした左右光ファイバについて白幅比とコア偏心量を測定するとともに、前記コア偏心量の測定値を、前記の関係によりそのときの光ファイバ像の白幅比に対応させて補正し、当該補正した値に基づいて接続を行うことを特徴とする、光ファイバ融着接続方法。

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