特許
J-GLOBAL ID:200903073467048956

電子交換機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-222593
公開番号(公開出願番号):特開2002-044693
出願日: 2000年07月24日
公開日(公表日): 2002年02月08日
要約:
【要約】【課題】 新ファームの不具合による障害が発生したときには、ハードウェア的に旧ファームに復帰させ、障害復旧の迅速性および確実性を向上させる。【解決手段】 障害原因がファームの不具合の場合に上位CPUは、全体リセットでなく旧ファーム復帰リセットをファーム搭載パッケージに実行する。このときに、レジスタをハードウェア的に活かしておき、そのレジスタにリセット信号を送る。二世代前のファームまでバックアップすることにより、新ファームに更新する前に中間ファームをダウンロードして対応している場合でもダウンロード実行前のファイルに戻すことができる。
請求項(抜粋):
交換接続制御のためのファームウエアが搭載されたパッケージと、このパッケージを制御する上位CPUと、前記パッケージおよび前記上位CPUとを接続するシステムバスおよび保守バスとを備え、前記ファームウエアには、接続制御用のプロセッサと、このプロセッサに供給する運用プログラムを保持するRAMと、ファームウエアを保持するEEPROMと、このファームウエアを前記プロセッサにブートするためのブートプログラムを保持するEPROMとを備えた電子交換機の制御装置において、前記EEPROMおよび前記EPROMには、それぞれ余裕領域を設けておき、新しいバージョンのファームウエアが書込まれたときに、前記EEPROMに新しいバージョンのファームウエアを書込むとともにその余裕領域に旧いバージョンのファームウエアを保持させる制御手段と、前記EPROMに新しいバージョンのファームウエア用ブートプログラムを書込むとともにその余裕領域には旧いバージョンのファームウエア用ブートプログラムを保持させる制御手段とを備え、前記RAMには、新しいバージョンのファームウエアをダウンロードするときに旧いバージョンのファームウエアを残しておくバックアップ領域を設け、前記保守バスのインターフェースに、前記プロセッサの動作にかかわらず前記上位CPUから到来する復旧リセット信号を伝達するためのレジスタをハードウエアとして動作状態に維持する手段を設けるとともに、前記EPROMには、この復旧リセット信号によりその余裕領域に記録されたブートプログラムを起動させ前記EEPROMの余裕領域に保持されている旧いバージョンのファームウエアを前記RAMのバックアップ領域を利用してブートさせる手段を含むことを特徴とする電子交換機の制御装置。
IPC (2件):
H04Q 3/545 ,  G06F 11/00
FI (2件):
H04Q 3/545 ,  G06F 9/06 630 D
Fターム (11件):
5B076BB06 ,  5B076EA11 ,  5B076EA12 ,  5K026AA10 ,  5K026AA23 ,  5K026BB02 ,  5K026CC02 ,  5K026FF02 ,  5K026FF03 ,  5K026FF04 ,  5K026GG27
引用特許:
審査官引用 (2件)

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