特許
J-GLOBAL ID:200903073470781095

測位方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050470
公開番号(公開出願番号):特開平10-246764
出願日: 1997年03月05日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】マルチパスの影響を除去した相対測位を短時間で行えるようにする。【解決手段】観測点A,観測点B間の基線ベクトルを求める場合、観測点Aの近傍に補助点A1,A2,A3を設定し、観測点Bの近傍に補助点B1,B2,B3を設定する。これら補助点にGPS受信機を設置してGPSデータを収集し、A側の各補助点とB側の各補助点との間の基線ベクトル(補助基線ベクトル)を割り出す。この補助基線ベクトルに基づいてA-B間の仮基線ベクトルを複数本算出し、これを平均化して真の基線ベクトルを決定する。複数の異なる地点の測位結果を平均することにより、マルチパスの影響を除去することができるとともに、観測点上にGPS受信機(アンテナ)を設置できない場合でも測位が可能になる。
請求項(抜粋):
第1の観測点から第2の観測点までの距離または方位を測定する測位方法であって、前記第2の観測点近傍に、該第2の観測点までの距離・方位である補助ベクトルが既知の補助点を複数設定し、前記第1の観測点および前記複数の補助点にそれぞれ測位用受信機を設け、上記複数の測位用受信機を同じ時間帯に動作させてデータ収集し、前記第1の観測点で収集したデータと前記各補助点で収集したデータを用いて前記第1の観測点と前記各補助点の間の基線ベクトルである補助基線ベクトルを求め、この補助基線ベクトルに前記補助ベクトルを加算することによって第1の観測点から第2の観測点までの仮基線ベクトルを複数求め、このようにして求められた複数の仮基線ベクトルを総合して、前記第1の観測点から第2の観測点までの基線ベクトルを決定することを特徴とする測位方法。
IPC (3件):
G01S 5/10 ,  G01C 3/00 ,  G01S 5/14
FI (3件):
G01S 5/10 Z ,  G01C 3/00 A ,  G01S 5/14

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