特許
J-GLOBAL ID:200903073472781661

全領域空燃比センサの温度制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247073
公開番号(公開出願番号):特開平10-073566
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 酸素濃度の測定を長時間に渡って中断することなく、温度を正確に測定し得る全領域空燃比センサの温度制御方法及び装置を提供する。【解決手段】 ポンプセル14と起電力セル24とに、逆極性の電流を同時に印加して、起電力セル24及びポンプセル14の抵抗値を測定する。理論空燃比に保たれている拡散室20の酸素濃度は、ポンプセル14へ流される電流による酸素のくみ込み、また、くみ出しにより変化しようとするが、逆極性の電流-Iconst を起電力セル24側にも流すので、該起電力セル24によって酸素がくみ出され、或いは、くみ込まれ、これにより酸素の出入りが相殺されて、該拡散室(測定室)20の酸素濃度が理論空燃比に保たれる。このため、温度の測定終了後に、該全領域空燃比センサにて直ちに酸素濃度の測定を再開できる。
請求項(抜粋):
加熱用ヒータによって加熱されるポンプセルと起電力セルとを間隙を介して対向配設し、酸素濃度を測定する全領域空燃比センサの温度制御方法であって、前記ポンプセルと前記起電力セルとに、逆極性の電流もしくは電圧を同時に印加して、前記起電力セル又はポンプセルの抵抗値を測定することで、該全領域空燃比センサの温度を求めることを特徴とする全領域空燃比センサの温度制御方法。
FI (2件):
G01N 27/46 327 Q ,  G01N 27/46 327 S

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