特許
J-GLOBAL ID:200903073473560766
MFI型ゼオライト系触媒及びその調製・利用方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076523
公開番号(公開出願番号):特開平6-007680
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 高純度で、分解特性が良く、かつ、イオン交換能の高いゼオライト系物質を提供する。【構成】 MFI型結晶構造を有するゼオライト物質のシリカ/アルミナ比は26より小さく、有機原型反応剤を使用したりシード添加を行ったりせずにこのようなゼオライト物質を熱水的に調製する。二酸化ケイ素源、アルカリ金属水酸化物、アルミニウム源及び水の混合物を生成することによって結晶構造を得る。これらの反応物の組成は、SiO2/Al2O3比14から22、OH-/SiO2比0.05から0.08、M2O/SiO2比0.08から0.11、H2O/SiO2比14から22(いずれもモル比)であり、Mはアルカリ金属であり、160〜180°Cの温度で40〜80時間かけて混合物と反応させる。この物質は、すぐれた分解能を有し、ガソリンオクタンに対する選択性も向上している。
請求項(抜粋):
酸化物のモル比について以下の化学式1によって表される組成を有するMFI型ゼオライト系物質であって、【化1】Mは元素の周期系のI群から選択した少なくとも1種類のカチオン、Xはアルカリ性カチオン酸化物/アルミナモル比で0.9から1.2の間にあり、Yはシリカ/アルミナモル比で16から26の間にあり、Zは水/アルミナモル比で0.4から2.0の間にあり、前記ゼオライト系物質は表1に示すようなd-空間を特徴とするMFI型ゼオライト系物質。
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