特許
J-GLOBAL ID:200903073475269325

衝突冷却翼形

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-138032
公開番号(公開出願番号):特開2002-004804
出願日: 2001年05月09日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 衝突冷却翼形。【解決手段】 ガスタービンエンジンの翼形は、翼形内に入口と、出口とを有する中空の空洞部を規定する内面を有する本体を含む。翼形は、空洞部の内部に、空洞部を第1の冷却通路と、第2の冷却通路とに分割する区画壁を更に含む。第1の冷却通路は、第1の通路に冷却空気を送り出すために入口と連通し、第2の冷却通路は、第2の通路から冷却空気を排出するために出口と連通する。区画壁は、第1の通路と第2の通路との間を貫通して、冷却空気を第1の通路から第2の通路まで通過させる冷却穴を有する。冷却穴の大きさと翼形本体の内面に関する位置とは、冷却空気を翼形本体の内面の部分に向かって導き、それにより、冷却空気をその部分に衝突させるように定められている。従って、空洞部の入口に入った冷却空気は、第1の通路を通って進み、対流伝熱によって本体を冷却し、冷却穴を通過して本体の内面の部分に衝突し、第2の通路を通過して対流伝熱によって本体を冷却し、そして空洞部の出口から出る。
請求項(抜粋):
ガスタービンエンジン(10)に使用するための翼形(18)において、前縁(38)と、前記前縁(38)に対向する後縁(40)とを有し、前記翼形(18)内に、冷却空気を受け入れるために冷却空気供給源と連通する入口(54)と、冷却空気を排出するための出口(56)とを有する中空の空洞部(52)を規定する内面(50)を有し、対流伝熱によって翼形本体を冷却するために冷却空気を前記空洞部(52)に前記入口(54)から前記出口(56)まで通過させる、翼形本体(30)と、前記空洞部(52)の内部にあり、前記空洞部(52)を第1の冷却通路(62)と、第2の冷却通路(64)とに分割する区画壁(60)であって、前記第1の冷却通路(62)は冷却空気を前記第1の冷却通路(62)へ送り出すために前記入口(54)と連通し、前記第2の冷却通路(64)は前記第2の冷却通路(64)から冷却空気を排出するために前記出口(56)と連通し、前記区画壁(60)は、前記第1の冷却通路(62)と前記第2の冷却通路(64)との間を貫通し、冷却空気を前記第1の冷却通路(62)から前記第2の冷却通路(64)まで通過させる冷却穴(66)を有し、前記冷却穴(66)の大きさと前記翼形本体(30)の内面(56)に関する位置とは、冷却空気を前記翼形本体(30)の内面(50)の部分(68)に向かって導いて、冷却空気を前記部分(68)に衝突させることにより、衝突冷却によって前記翼形本体(30)を冷却するように定められている区画壁(60)とを具備し、従って、前記空洞部(52)の前記入口(54)に入った冷却空気は、前記第1の冷却通路(62)を通って進み、対流伝熱によって前記翼形本体(30)を冷却し、前記冷却穴(66)を通過して、前記翼形本体(30)の内面(50)の部分(68)に衝突することにより、衝突冷却によって前記翼形本体(30)を冷却し、前記第2の冷却通路(64)を通過して、対流伝熱によって前記翼形本体(30)を冷却し、そして前記空洞部(52)の前記出口(56)から出る、翼形(18)。
IPC (2件):
F01D 9/02 102 ,  F01D 5/18
FI (2件):
F01D 9/02 102 ,  F01D 5/18
Fターム (5件):
3G002CA06 ,  3G002CA08 ,  3G002CA11 ,  3G002CA15 ,  3G002CB01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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