特許
J-GLOBAL ID:200903073476345327

円筒状複層摺動部材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214393
公開番号(公開出願番号):特開平10-037963
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 裏金との充分な結合力を得ることができ、苛酷な摩擦条件下でも樹脂層が摺動面において溶融流動したり、裏金から剥離することがない円筒状複層摺動部材及びその製造方法を提供する。【解決手段】 鋼管から成る裏金(1)と、銅合金から成るエキスパンドメタル(2)と、熱可塑性樹脂から成るすべり層(3)とから構成され、エキスパンドメタル(2)は、その網の各結合部が裏金(1)に対して拡散接合されてクサビ状の樹脂係合部を形成し、エキスパンドメタル(2)の網目は、網の各辺と裏金(1)の内周面との間に形成された微小間隙を介して連続し、しかも、すべり層(3)を形成する熱可塑性樹脂は、エキスパンドメタル(2)の網目、クサビ状の樹脂係合部および微小間隙に充填される。
請求項(抜粋):
鋼管から成る裏金と、当該裏金の内周面に接合された銅合金から成るエキスパンドメタルと、当該エキスパンドメタルと共に裏金の表面を被覆する熱可塑性樹脂から成るすべり層とから構成された円筒状複層摺動部材であって、前記エキスパンドメタルは、その網の各結合部が前記裏金に対して拡散接合されてクサビ状の樹脂係合部を形成し、前記エキスパンドメタルの網目は、網の各辺と前記裏金の内周面との間に形成された微小間隙を介して連続し、しかも、前記すべり層を形成する熱可塑性樹脂は、前記エキスパンドメタルの前記網目、前記クサビ状の樹脂係合部および前記微小間隙に充填されていることを特徴とする円筒状複層摺動部材。
IPC (3件):
F16C 33/28 ,  B32B 15/08 ,  F16C 33/24
FI (3件):
F16C 33/28 ,  B32B 15/08 E ,  F16C 33/24 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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