特許
J-GLOBAL ID:200903073481498476

多段分級装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 文廣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-061141
公開番号(公開出願番号):特開2003-251217
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2003年09月09日
要約:
【要約】【課題】 広い粒度分布をもつ原料の微粒子群から粒度分布の狭い複数の微粒子群を同時に分収できる高精度で効率的な多段分級装置を提供することにある。【解決手段】 分級範囲の異なる複数の分級ユニット2a、2bを同一回転軸1上に縦続配設して回転させ、各分級ユニットで準剛体回転成層流を実現して、同時に複数の粒度範囲の分級が高精度に行なわれるようにした。特に各段の分級ユニットの分級室5a,5bの形状をすべて幾何学的に相似なものとして、それぞれの寸法を、各段の分級性能と微粒子の条件、運転条件などから普遍的なスケール則に基づいて簡単に決定できるようにした。なお、3a,3bはコア、4a,4bはハウジング、6は微粒子分散液供給口、7aは第1の分散媒供給口、7bは第2の分散媒供給口、8は分級室間を連通する接続部、9は排出部である。
請求項(抜粋):
同一回転軸上に一体に回転できるように軸方向に隣接して取り付けられた複数段の分級ユニットからなり、各段の分級ユニットは、それぞれ回転体をなすコアとハウジングを有して、コアの外周面とハウジングの内周面との間に微粒子状物質を各段で粗粒と微粒に分級する分級室を形成し、また各段の分級ユニットの分級室は幾何学的にほぼ相似な形状を有するとともに、順次の分級室の回転半径は、段階的に増大あるいは減少するように構成されていることを特徴とする多段分級装置。
Fターム (3件):
4D071AA52 ,  4D071AB61 ,  4D071AB62

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