特許
J-GLOBAL ID:200903073484203965

ハイブリッド化繊維強化複合材料のエネルギ吸収体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 利根川 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-336704
公開番号(公開出願番号):特開平8-177922
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 変形初期における突発型荷重の変動を避け、衝突時のG値を減少させると共に全体としてのエネルギ吸収量の増大化を図る。合わせて少なくとも2水準の衝突速度に対応するエネルギを吸収することによりエアバックの作動センサのチューナとして機能し得るハイブリッド化繊維強化複合材料のエネルギ吸収体を提供する。【構成】 エネルギ吸収体1は±θ(90°)繊維部3と、GF(ガラス繊維部4)と、CF(カーボン繊維部5)とを肉厚方向および軸線方向に沿って多重に配列及び/又は積層して配設するものからなる。この場合、衝撃力の加わる先端部の強度を最も低くし基端部側に向かって強度を増加させる。また、先端部にはテーパ部2が配設される。以上の構造により衝突時のG値が低減すると共に、変位が進むにつれて大きなエネルギ吸収が得られる。
請求項(抜粋):
繊維強化複合材料からなり衝撃のエネルギを吸収するエネルギ吸収体であって、前記繊維強化複合材料が、肉厚方向及び/又は軸線方向に沿って異なる種類の繊維材料を多重に配列及び/又は積層してハイブリッド化したものからなり、前記繊維材料が、軸線方向に対してθ角度だけ正負方向に繊維が傾斜して配列される±θ繊維と、θ角度が90°の90°繊維と、短繊維強化複合材料と、長繊維強化複合材料と、ガラス繊維と、カーボン繊維等の適宜な組み合わせ群からなることを特徴とするハイブリッド化繊維強化複合材料のエネルギ吸収体。
IPC (2件):
F16F 7/12 ,  B60R 19/34

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